という事で③回目。

アルベルト ジャコメッティ編





「広場Ⅱ」
日本て国土が狭いせいか広場というものが少ない。
ヨーロッパでは街毎にあるんちゃうかな?
広場という感じがよう出とう。
そやけど、ようこんな細い人物をブロンズでこさえるな。
型どりとかどないするんやろ?
そっちの方が気になるわ。






「アナイハラⅠ」
表情が雰囲気あるなぁ。





「男」
誰かの肖像なんやろうけど、何でこんな黒いん?
闇夜の鴉みたいでよう分からん😭💦💦
すてれんきょが肖像描いてもらうんやったらこんな黒いん嫌やなあ。





「ヴェネチアの女Ⅳ」
タイトルの後ろの数字はブロンズ像にはみんな付いてるけど、鋳造した順番?
そやけど、何でみんな凸凹ボディなんやろう?



どない言うたらええか、適当な言葉が浮かばへんけど、ピカソの圧倒的な存在感に他の人が霞んでしまったような印象を持ってしもた。


特別展はここでおしまい。


この後は国立国際美術館のコレクションになるんかな?


グッズ売り場を抜けると






デカイ顔が転がってるん。
マーク マンダース
「乾いた土の頭部」
タイトルは土やけど、ブロンズ製。
こんなんいきなり現れたらビックリやな。

タイ旅行で遺跡に行ったら、隣国から攻められた痕跡や言うて、仏像の頭がゴロゴロしてるん。
そんなこと思い出したけど、仏像では無いみたいやな。

そやけど、ヒビの入りかたがリアルで、型抜きはどないしたんやろ?
すてれんきょは製作方法ばっかり気になる。
芸術家タイプちゃうなぁ。




ここまでが地下3階で、地下2階はコレクション展言うてたかな?
ピカソのチケット買うとオマケで入れるん。






3つの部屋があって、すてれんきょは2の「同時代の日本人作家たち」の部屋によくわからんまま入ったん。
あんまり感銘受けんと出てきたら、赤線の辺りに台を4つ置いてファイルが置かれてるん。
最初のページが開かれとって、見比べると全部同じ。
傍に居てる監視員さんに聞くと、全部同じもんで作品やと言うこと。

せっかくやから手袋はめてペラペラ捲ってみると、図案やら数式やらそれぞれ違う作家のもので、アイデアをメモしたもん。
英語が読めたらもっと面白いと思う。
そんなこと監視員のちょっとベテランなおねいさんと話しとったら、「メル ボックナーの石を並べて数字を書き込んだ展示があちらにあります。それをご覧に成ってからの方が理解しやすいかもしれません。」
「えっ!そんなとこあったんですか?」
すてれんきょは1の部屋があるのを全く気づいて無かった💦
この方とは話しがはずんて「博士の愛した数式」の話題まで飛び出す。



ちょっと話しは変わるけど、家に帰ってからパンフレット読むと、メル ボックナー自身が芸術として扱わんでもかまへん。て、言うてるんやから、閲覧にゴム手袋まで着ける必要あるんかなぁ?




パンフレットの写真載せたけど読める?


で、メル ボックナーの作品の写真。

すてれんきょの視点の高さで、全体が写せへんから解りにくいけど、石の数とチョークで書き込まれた数字と、タイトルを見ると面白いと思う。





9、基数対席数5





11、四つ、四つ、四つ、四つ





16、等しく不均衡




上から
2、測ること五つ
3、五つ…
6、六つの間
4、五つの石/四つの間



18、ピタゴラスの定理についての黙想


タイトル見たら禅みたいやと思わへん?

「博士の愛した数式」でも、確か深津絵里の靴のサイズが22で、寺尾聰が22はとっても良い数字だ。なんとかにも通じるし、かんとかにもにも通じる。と言いながら、数式をどんどん書いていくん。
良い数式は美しい。というけど、この映画で知ったんやと思う。
数字にもいろんな角度からの見方があるみたいで、禅と通じるとこがあるかもしれへん。



つづく