イギリス南西部にある海沿いの町ライム レジスで、世間とのつながりを断つようにして生活する古生物学者メアリー アニング(ケイト ウィンスレット)。かつては発掘した化石が大英博物館に展示されて脚光を浴びたが、今は土産物用のアンモナイトの発掘で生計を立てていた。ある日、彼女は化石収集家の妻シャーロット(シアーシャ ローナン)を数週間預かる。裕福で容姿端麗と、全てが自分と正反対のシャーロットに冷たくしながらも、メアリーは彼女に惹かれていく。

シネマトゥディより








監督 脚本
フランシス リー



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すてれんきょの感想

メアリー アニングという人を全く知らなかったんやけど、古生物界では凄い人やったんやな。


現代では魚竜▪首長竜▪翼竜といった恐竜と言われる古生物が何処か遠くの地域の生物やと思とったんやて。
生物が絶滅するという考え方がなかったらしい。
「古生物学の父」と言われるジョルジュ キュヴィナが絶滅論を唱えて間もなくの頃で、ダーウィンの「種の起源」が出る48年前の事なんやて。


そんなことドラえもんが映画で教えて暮れるから今では子供でも知っとる常識やん。


19世紀に入ったばっかりや言うても今とは科学の考え方が全く違うんやな。200年前までこんな事が科学の常識やったんやな。



映画の中でメアリーは11歳の時にイクチオサウルスの化石を発見したと言うとぉけど、実際は12歳の事らしい。
学校には行かなかったようやけど、文字は読めたので、古生物の学者と文通して学んだん。
その後も大発見をして、古生物学会に多大な貢献してるけど、女性というだけで不遇な人生送ってるんやな。

今なら発見した古生物に自分の名前を付けたり出来たやろに。





↑実際のメアリー。



↑メアリーの発見した化石。






BGMもほとんど無い静かでくら~い雰囲気で始まって、頑なメアリーは誰とも打ち解ける様子を見せないんやけど、シャーロットと恋愛感情が芽生えると激しい濡れ場に一変するん。


エ~ッ❗️

廻りに居ないと思ても、何処かで見てる人居てるかも知れんやん❓️

そんな激しい事してたらお母ちゃんが気づくやん。

ゲイは駄目でビアンはOKという事は無いやろ?


いっぺんそんな感情が湧いてくると止められんもんなんかな?



その頃のイギリスはナポレオンと戦争してたらしいけど、ズロースはいつ頃発明されたんやろ?


あんなに燃え上がったらズロースがまどろっこしい。





ケイト ウィンスレットって、巧くて文句つけるところが無いんやけど、他の女優みたいにナイスプロボーションを保つとかはあんまり意識してないんやろか?


アカデミー主演女優賞を取った「愛を読む人」でもけっこうオバチャンやったけど、オバチャン度が進んでる。



先日、やんごとなきお姫様が就職したメトロポリタン美術館展に行って来たん。

ほんで、






この絵見たらケイト ウィンスレット思い出してしもたわ。



ラヴシーンが全身撮してる事は無いけど、彼女のたわわな円周率はクールベの「若い浴女」を連想しやへん?


着替えるのに上半身を脱いだんやけど、その背中は





クールベの「泉」そっくり。



けなしてるんちゃうで、ナイスプロポーションが過ぎると現実から離れてしまうやん。
これぐらいやと安心するん。