https://youtu.be/OeNLW8d3vzE

山城圭吾(菅田将暉)。高い画力があるにも関わらず、お人好しすぎる性格ゆえにリアルな悪役キャラクターを描くことができず、万年アシスタント生活を送っていた。ある日、師匠の依頼で「誰が見ても幸せそうな家」のスケッチに出かける山城。住宅街の中に不思議な魅力を感じる一軒家を見つけ、ふとしたことから中に足を踏み入れてしまう。そこで彼が目にしたのは、見るも無残な姿になり果てた4人家族……そして、彼らの前に佇む一人の男(Fukase)。事件の第一発見者となった山城は、警察の取り調べに対して「犯人の顔は見ていない」と嘘をつく。それどころか、自分だけが知っている犯人をキャラクターにサスペンス漫画「34(さんじゅうし)」を描き始める。山城に欠けていた本物の【悪】を描いた漫画は異例の大ヒット。山城は売れっ子漫画家の道を歩むのだった。そんな中、漫画「34」で描かれた物語を模した事件が次々と発生。そして、山城の前に、再びあの男が姿を現す。「両角って言います。先生が描いたものも、リアルに再現しておきましたから。」交わってしまった2人。山城を待ち受ける結末とは……。








監督
永井聡
脚本
長崎尚志
川原杏奈
永井聡



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すてれんきょの感想

いやぁ~~~、これは病んでる現代っぽい恐さがあるな。



漫画がヒットすれば一攫千金なのもある意味恐いし、自分の造り出した物が他人に影響を与えるっていうのも恐い。



これは作品が怪奇ものだとか、スプラッターだとか関係なく何らかの影響を与えてるもので、先日レビューした「他人の幸せ」のように理不尽に妬みを受け友人 を失うという恐さもある。また、こうしてSNSで何かしら発信すると見知らぬ人とコミニュケーションが取れて、同趣味の人との交わりが出来るのはとても嬉しいけど、時には炎上などという事が起きる。


それぐらいなら大したことはないけど、SNSで知り合った女性を7人だか8人だかアパートに連れ込んで殺害するという事件もあって、とても映画の中だけの架空の話しとは思えない恐さがある。





すてれんきょは知らないけど、両角を演ったFukaseは「SEKAI NO OWARI」のポーカリストなんやな。


「SEKAI NO OWARI」の名前だけは知ってる。

デビューして長くなると思うけど、あどけない顔してるなぁ。
そのあどけない顔がピッタリのキャスティングで、期待に違わぬ怪演ぶりが更に恐怖を際立たせる。
超売れっ子の菅田将暉に一歩も引けを取らないどころか、喰ってしまってる。

お見事👍‼️



2021/6/18 イオンシネマ加古川にて鑑賞。