で、その顔世御前が無念の最期を遂げる前に、小袖を掛けて夫の無事を祈った松があります。








“村の入り口にひときわ目立つ松の木があり、夫の無事帰国を願いつつ、「松よ心あらば我が哀れな最期を無念の思いを後世に永く伝えよ」と小袖を掛けて祈った。”と説明板に書かれています。




太平洋戦争で焼けて切り株だけですが、お地蔵さんとお堂に祀られ大切にされてます。







袖掛けの松の石碑は、横に甲山八幡宮と尼ヶ池への道しるべが記されています。




甲山八幡宮は圓通寺の鎮守の宮ですし、






尼ヶ池は顔世御前の侍女が、幼児を尼に扮し助け出した後、入水自殺しました。





播磨という国は灌漑用池が多い処ですが、こんなことされるとその水をひく田んぼの米は食べれない。



昔の事なんで、そんな事をいちいち告知しなくて、誰も気にもとめなかった?


現代で灌漑用池に腐乱死体が発見されても、そこまでは騒がないかな❓