自分の事で、以前からずーっと不思議に思っていたことがあるんです。

 

会社とかで理不尽なことを誰かに言われたりした時、

その瞬間「えっ!?」って固まってしまうんです。

その時は何の感情も出てこないのに、

数時間経って家に帰ってから、

じわじわ怒りがこみ上げてくるプンプン

 

言われた瞬間にその怒りが出てきて、

自分の意見を相手に言えれば、不満も溜まらないんだけど、

数時間経ってしまってるから相手に言うこともできず、

消化不良。。。。。

 

そんなことをずっと繰り返していました。

 

言われた瞬間にパッと自分の意見が言える人はいいなぁ~と

ずっと思っていました。

 

で、自分が言えないのは、

頭の回転が悪いせいなのか?とかいろいろ考えた結果、

幼少の頃、父親に

「口答えするな!!!」と育てられたことが原因なんじゃないのかな?と思っていたわけです。

 

でも最近、その理由がだんだんわかってきました。

 

幼少の頃から、

父は気に入らないことがあるとすぐ怒鳴る人でした。

とにかく、その怒りが恐くて恐くて。。。

 

昔から、怒られた瞬間は「えっ!?」ってなったり、

涙がこみ上げてくるのを必死にこらえたりしてましたが、

部屋にもどってからじわじわ怒りがこみあげてきて

「こう言えばよかった」「ああ言えばよかった」

と、今と同じことを中学生くらいから思っていたように思います。

でも、あの瞬間に言い返していたら、

3倍か4倍くらいになって返ってくるから、言わなくて正解だったんですけどあせる

 

父に怒られるのが恐すぎて、

心が衝撃を受けすぎないように、

自分の心を守るために、

心と体が分離していたんだと思います。

 

で、安心できる自分の部屋に戻ってから、

心と体が分離状態から元の状態にもどって怒りを感じる。。。

というシステムになっていたようです。

 

それが習慣になっていて、今も無意識に続けていたんだな。と気付きました。

 

自分を守るために、

無意識に身に着けた技なんですよね。

 

心と体って、ホントに不思議だなぁと思います。