FULL MOON 16
空調の効いたジョーカーの車で、黒猫は寝そべり手の平をなめていた。
これから飛行機だなんて…人生初だ。ドキドキと鼓動が早い。
「なんで、中国なわけ」
ちらりと視線があう。
「行けば分かるから。いまは余計なこと考えないでくれる?」
「俺のことなのに?」
ぺろぺろとずっとなめている。なにか旨いのか。
「そ。コノハナのことだからね」
自家用の小型機が平らな場所を探して着陸したのは、まるで水墨画のような景色だった。
これから飛行機だなんて…人生初だ。ドキドキと鼓動が早い。
「なんで、中国なわけ」
ちらりと視線があう。
「行けば分かるから。いまは余計なこと考えないでくれる?」
「俺のことなのに?」
ぺろぺろとずっとなめている。なにか旨いのか。
「そ。コノハナのことだからね」
自家用の小型機が平らな場所を探して着陸したのは、まるで水墨画のような景色だった。
Fly me to The
海に映る夕暮れ
水面は太陽へと続く
橋を架ける
あの橋を渡ったら
太陽へと届く
あたたかなオレンジ色の
絨毯
渡ってみたくて
そのくせ呼びとめてもらいたくて
幸せの国に行けそうで
手を繋いで渡ってみたい
水面は太陽へと続く
橋を架ける
あの橋を渡ったら
太陽へと届く
あたたかなオレンジ色の
絨毯
渡ってみたくて
そのくせ呼びとめてもらいたくて
幸せの国に行けそうで
手を繋いで渡ってみたい