猫とわたし 2 | ふんわりシフォン

猫とわたし 2

暑い日が続いて、冬はふくふくしていた猫も夏やせ。

毛皮も夏毛になって一回り小さくなりました。



もともとノラだったせいか、うちの猫は外が好き。

爪を引っ掛けて網戸を開けて外に行きます。



ただ、弱っちいので近所のオス猫にいじめられて、ケガばかりします。



朝ごはんを食べて、お父さんから魚の骨をもらうと、玄関で待機しています。

ええ板の間でごろんとしています。いつ出て行くのか機会をうかがっているのです。



ぷらぷら出掛けて連れ戻すこと何十回。

この前も、車で出掛けた父が、家からかなり離れた場所で猫を見つけて連れ戻そうとしたら、噛み付いて逃げたそうです。

家では一度も噛み付いたり、引っ掻いたりしない大人しい猫なのに外では野生のニャンになるようです。



ある日。

ご近所に届け物があり行くことになりました。


その家は猫屋敷で、そこらじゅうに猫がいるのです。

なぜか皆同じ柄の兄弟猫ばかりいて、同腹でも毛色の違う兄弟が生まれる猫にしては珍しい家です。



世間話をしていると、やはり猫の話になり、うちの猫の柄を聞かれました。

「うちのはトラ猫なんですよ」


「ああ、あのキレイなネコ、ウチにもくるよ」

内心どきりとしました。時折、ヒゲを切られていたり、よその家の匂いをつけて帰ってくるからです。ここも立ち寄り場所なのでした。

「いいネコなんね~ウチに来ても、ウチのネコが食べてる時はゼッタイ食べないよ。ウチのが食べてから食べてるわ」

「やっぱり!!あんまりデブデブしたから、減らしてたのに…ここで貰ってましたか」

「ネコだしいいんよ。行儀のいいネコちゃんだね~」



単に争うのが苦手だからだと思いますが。


ヒトの顔色見てるんでしょうね。お腹がすいてエサをねだってくると、『ごはーんてないて』と強要します。

しかたなく ないてくれます(笑)


声帯が違うから、同じにはなりませんが、似た発音にしようとしてくれます。にゃにゃーんくらい。

かわいいバカ猫です。