お彼岸に思う | ふんわりシフォン

お彼岸に思う

お彼岸です

亡くなった祖父や祖母も帰ってきていることでしょう。

風が強いので

ハクモクレンの花びらが

はらりと散ることでしょう

はらり はらり





思い出でのなかで蘇るのは

祖母との草餅つくり

お供をしての買い物

いきつけのお店のお団子

縫い物が得意だった、祖母のために、何十という針を糸ごとに通してあげたこと。






祖母の影響でわたしたち兄妹は、ほんの少し着物に関わりを持ちました。

高校で浴衣を仕立ていまだに着ています。

兄は染色の専門学校へ進みとある方に師事していたのですが、その道は断念して家業を継いでいます。

ネットで販売するとか、美術展に出品するなどの選択肢をすすめたのですが、受け入れてはくれず、今に至ります。

賞を取ることが知名度につながるので、ひとつのスタイルを築いて、そこそこ売れた人のなかには発展性のない作品を作り続けている人もいるそうです。

スタイルを築くこと、それから伝統というスタイルもあるのですが、華やかな明治の着物の自由な気風を見ると、もっと自由にもっと楽に着物を作ってもらいたかったなと思います。





着物への憧れは、機織りや仕立て、刺繍といった伝統工芸への道に誘います。

いつかそういった道に進むこともあるかも。




お彼岸には
過去や未来が交差して、懐かしく暖かい思いがあります。