湊かなえさんらしい、作品📖



物語の前半は「この人は一体誰で、どんな関係?」って、何度もページをめくり直さなくてはならなかったです💦


美容クリニックに勤める医師の久乃が、同級生八重子の娘、有羽の死を巡り、様々な人々から情報を集めていく。


美とは何か?

太っている事は美の対極にある事なのか?


それぞれの人物の価値観の違いが、有羽を追い込んでいく🕳️


最後に、久乃は何を思うのか?



それぞれが色々な立場で語る『美』や『肥満』について書かれていますが…

「身体能力が高く体に支障がなければ、本人さえ良ければいくら太っていてもいい!」とか

「美しさを追求するためなら、お金に糸目をつけずどんどん変えていけばいい!」とか……

極端な考えにはやはり「?」を付けたいです🤔