この人の『嫌われ松子の一生』は、私の好きな作品のひとつです📕


他にも『天使の代理人』とか『ゴールデンタイム』とかあるけど、ほとんどがすごい長編なんですよネ


だけどどの作品もあっという間に読み終えちゃいます📗


今回読んだコレも👇


分厚かった〜〜
でもサクサク読めた❢

ファンドマネージャーとして年収2千万円を稼いでいた麻生貴志が、インサイダー行為によって転落人生を辿る。

そんな物語なんですが、貴志の人生は失敗だったのでしょうか?

もし彼がファンドマネージャーとしての人生を昇りつめたとして、勝ち組である事を誇るだけの人間になってしまったのでは?
彼の地位と金だけを愛していた妻との人生が本当に幸せだったのか?

どちらかと言うと…苦しい生活の中でも逞しく生きる人々との出会いが、彼を少し人間らしくしてくれたと考えた方がいいのでは?

だから、この物語は決して転落人生を描いたものではないと……私は考えます😔