頑固な心、意固地な心

これっていいことは何もないと思うけれど

日々これに囚われがちではないですか?






頑固な心は不調を作る

という言葉まであるほど。






頑固さ、

意固地さの度がすぎてしまえば


人間関係においても

歪みが出てきますし、

体も心も病んできます。







こだわりを捨てろとか

長いものにまかれろとは言わないけど

人は皆違って当たり前。



価値観なんて千差万別。



自分と考えが違うからといって

批判する必要はないし、

同じである必要もない。



考えが違っても

へぇそういう視点もあるのかくらいで

捉えればいいこと。




心にいちいち止めて

批判や否定を繰り返すから

必要以上にイライラしちゃうんだと思います。



相手を自分の考えに寄せようとするから

他人を受け入れる気がないから

イライラするんじゃないかな。



そして、

メインテーマの

頑固さが不調を作るとは

医療人として日々患者さんに接していると

本当にその通りだと常々感じることがあります。



肝臓の数値や腎臓の数値が悪いから

クリニック在籍の

管理栄養士から食事指導を

受けているわけだけど、


やりもせず、二言目には

『栄養士さんは本当にこんな食べ方してるんですか?』

とキレ気味に楯突く方、


『めんどくさい、やってられない』

と聞く耳を持たない方、


『長生きのおばあちゃんの食事は漬物と味噌汁とご飯を毎日食べてるってテレビで言っていたから塩分制限は必要ないと思う』

という都合の良い持論を展開する方。


その結果、

教えてもらってもやらない

だから改善しない

という末路。




でもこれってすごくもったいない。


数値がヤバいって

紛れもない事実だし、

この事実や疾病リスクにざわつかない人などいないはず。


だがしかし、

リハビリの時間に

上記内容の愚痴りが止まらない

淑女や紳士の方々笑い泣き笑い泣き



習慣変えるって

本当に大変です。

 

でもね、

そんな頑固にならないで

身体の調子を戻す気持ちで

とりあえず3ヶ月だけ

やってみて下さいよ〜って


フォローするわけだけど

全くもって響いてない笑い泣き笑い泣き




そもそもさ、

病気の人と健康体な人って

その時点で代謝能力がちがうわけ。



100歳の健康長寿なお婆さまと

不摂生やりまくって不調を抱えた方では

そもそもの内臓の働きが違うので

食べ方は違って当たり前です。



健康な人の食事と

健康に戻るための食事が

同じな訳がないでしょう。





健康体の栄養士さんだって

自分に必要ないことはわざわざしません。



病気、不調を抱えた今だから

その食べ方が必要なんです!!



今のままでは命が危ないよということなんです!


と声を大にして申したい。



本当に失ってからしか

当たり前の尊さに気がつけない

人があまりにも多いです。


失ってからじゃ

取り戻せないんです。


まだまだ巻き返せるうちに

大切なものを失う前に

頑固な心に折り合いをつけて

勇気を出して挑戦してみてほしい

自分自身のために。



そう願わずにはいられません。



だって受け入れる心があるだけで

のちの結果は全然違うのは歴然。


頑固なまま突き進む方は

ずっと不調をかかえているし、



指導を受け入れた方は

10kg以上減量して

肝脂肪や血圧、

腎臓の数値も改善して

辛い膝の痛みだってかるくなって

運動意欲まで湧いてきたニコニコキラキラキラキラ


変われない人なんていません。


受け入れるか

受け入れないか

ただそれだけの差なんですけどね。



頑固な心は

視野を狭くします。



自分の価値観を固定してしまい、

それ以上の成長はできなくなります。





ゆえに、

毎日できるだけ

おおらかに、

柔軟に物事をとられられたら

それだけでいくらか不調は改善

するんじゃないかなと思います。



おおらかな心で

自分の心と体を大切にしていけたらいいですねウインクキラキラキラキラ