いつもお読み頂きありがとうございますおねがい
今日は、病気の事ではなく、
プライベートな内容なので、
日記として書かせてもらいますニコニコ

今日はいつもに増して長文なので、
どうぞご遠慮なくスルーしてくださいませ


今日は長男30歳の誕生日ですキラキラ

2つ年上の長男パパと16歳の時にお付き合いが始まり18歳で結婚出産しました。

高校を中退した私の最終学歴は今どき珍しい中卒ですタラー
叔母も通っていた校則の厳しい女子校なので祖母も叔母も出てきて大問題にアセアセ

何度も中絶を迫られましたが、
私は絶対に産む!と決めていました。

妊娠中は悪阻と貧血がひどくて、
寝込む事もしばしば。

出産も30時間以上かかり大変でした。
妊娠は可能でも、出産に適した女性の身体はまだ出来ていなかったのだと思います。

とっても優しい長男パパは、
一晩中ずっと背中や腰をさすってくれて、翌朝には手がパンパンに腫れてたのに仕事へ行きました。

真面目で頑張り屋さんの長男パパです。

出産後、今でも仲良しの中高クラスメイトだった智佐ちゃんや、寮生として同じ釜の飯を食べた真実達が学校帰りにお祝いに来てくれましたルンルン
久々にワイワイ盛り上がり女子トーク楽しかったウインク

でも、みんなが帰ったあと、
長男の顔を見ながら、
ちょっぴりナーバスになっていた自分を思い出します。

見送った、セーラー服の後ろ姿が目に焼き付いて…。
一緒に修旅にも行きたかったな。
卒業式も出たかったな。
それから高校時代の夢を時々みる様になりました。

今思えば、18歳は子どもです。
子どもが子ども産みました。

でもあの時、
私の中に芽生えた小さな命を
必死で守った事は、
どんなに苦境に立たされても、
後悔したことなかった。

何とかしてやる!
という気持ちだけでした。

その後、私のワガママで、
優しい長男パパとは離婚し、
母親らしい事は何も出来なかったけど、
長男の成長は、私の成長でもありました。


一昨年、長男は結婚しました。
私の仕事のお取引先様や、経済活動の先輩や後輩も多数ご出席頂いた200名の披露宴。最後の感動の場面はやはり両親への言葉。

まずは、忙しい私に変わって家事と育児をこなしてくれた母へのありったけの感謝の言葉。
おばあちゃん予想外の事に大泣きおねがい

次に私への言葉…

「小学2年生の時、お母さんは水泳の参観日に来てくれなかった!僕怒って電話したら、二日酔いで忘れてた」…っえ今ここで滝汗

「母親らしい事をしてもらった記憶はない」…っは?ガーン

「手料理の記憶がない」などなど他にもいっぱい言ってたけど衝撃過ぎて忘れたアセアセ

えーなになにガーン

まさかの恨み節???

脇汗出まくりガーンガーンガーン


でも、最後の締めくくりに、

「そんな母ですが、毎日毎日着物を着て颯爽と出掛けていく姿、バリバリ仕事し、いつも人に囲まれている母を 本当はカッコいいと、ずっと僕は思っていました。自慢の母です。お母さんありがとう」と。


お勉強はサッパリえー下矢印
おっちょこちょいだけど、
うるさいぐらいに明るくて元気いっぱい!お友達もたくさんいて、反抗期らしい事もなく、小3から始めた野球では感動をたくさんもらった!


18歳の誕生日には、
「いまの僕に子どもは育てれん。考えられんで。けんどお母さんは18で僕を産んだがでねー。よう考えたらすごいねー。」って言ってくれたことすごくすごく嬉しかった。

大学進学の為、地元を離れて10年間。
毎年欠かさず電話かけてきて、同じ事を言いました。

「お母さん今どーしゆう?今日は僕の誕生日で。やき産んでくれて ありがとう って
とりあえず言うちょくわー」って。

就職してしばらく経ったある日
「昨日いい話を聞いたがよ。一生のうち後何回 親に会えるかって。数えてみたら今のペースやと10回あるかないかながって!変にすごいろー。これからもうちょっと時間作って帰る様にするわー。それか、こっちへ会いにきてー」ってニコニコ


 実は、始めて口にしますが、長男に対しては私自身が母親という実感が未だに湧かないのです。父親でもないし。
もちろん母性が無いわけではなくて、
私のお腹から出てきた可愛い弟のような感覚もあったり、とにかく不思議な感覚なんです。

でも、どんな事をしても守りたい私の大事な大事な息子であり、私の一部でもある。
それだけは、はっきりしています。

今日は息子の誕生日。
大切な日。

昨日から贈る言葉をずっと考えていました

『貴方は母さんの生きてゆく希望です。
お母さんのワガママと不甲斐なさから、
まだ2歳だった貴方を一度手放し、2年間おばあちゃんに託したことは、お母さんの人生でただひとつだけ後悔してもしきれない事実です。

中1の春。
初めて、お母さんと呼んでくれましたね。

あの2年間を許してもらえた気がして一人で泣きました。同時に貴方に苦労をかけてきた後悔の念が溢れだし、また一人で泣きました。あの日は2人分泣きました。』

そして、今日は30年を振り返ってまた泣きました。

お母さんのもとに産まれてきてくれて、
ありがとう。
お母さんを許してくれて、
ありがとう。
貴方が生きている今日が嬉しい。
ありがとう。


いつか、息子、娘達がこのページに辿りつく日が来ると思います。

気持ちをここに綴らせてもらい
ありがとうございました。