井上真央が主演最新作「綱引いちゃった!」を引っさげ、ロケ地・大分市に凱旋した9月30日、荷揚町小学校の体育館で行われた試写会の舞台挨拶で、井上や玉山鉄二、メガホンをとった水田伸生監督がチビッ子たちの質問にタジタジになるひと幕が見られた。
井上、玉山、水田監督をはじめ、浅芽陽子、西田尚美、ソニン、犬山イヌコ、中鉢明子が姿を現すと、チビッ子たちは大興奮。この熱烈歓迎に、井上は「まず大分の皆さんに最初に見ていただくことができて、うれしいです!」と語り、ニッコリほほ笑んだ。
玉山は「皆さん、こんにちは。スギちゃんでーす」と挨拶したが、やや外し気味。だが、椎茸農家の青年を演じたことに触れ「ボクは椎茸があんまり好きじゃないんです。
でも、生椎茸を食べるシーンがあったので頑張りました! それなのに、出来上がりを見たら、そのシーンがないんですよ!」と明かし、客席は大盛り上がり。水田監督の「おいしそうに食べなかったからだよ」のツッコミにも拍手喝さいだった。
場内の小学生からの質問を受け付けたこの日、「どうして主役に井上真央さんを選んだのですか?」と聞かれた水田監督はタジタシ゛の様子。井上が興味津々の面持ちで見つめるなか、「この映画は笑っていただくところ、手に汗握るところ、涙がにじんでくるところなど、いろいろな要素が詰まっているんです。そのど真ん中にいる千晶を演じられる女優さんは、井上さんしかいなかったんです」と力説し、場内を納得させていた。
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