今日は・・
私の観劇人生で一番衝撃を受けました。
そう・・・あの決して揺るがなかった不滅のMyNo1【あずみ】でさえ・・・
帝国劇場:【モーツアルト】
ヴォルフガング・モーツァルト(Wキャスト)
井上芳雄
ナンネール(モーツァルトの姉)
高橋由美子
コンスタンツェ(モーツァルトの妻)
島袋寛子(SPEED)
ヴァルトシュテッテン男爵夫人(Wキャスト)
涼風真世
コロレド大司教(ザルツブルクの領主)
山口祐一郎
レオポルト(モーツァルトの父)
市村正親
セシリア・ウェーバー(コンスタンツェの母)
阿知波 悟美
アルコ伯爵(大司教の側近)
武岡淳一
エマヌエル・シカネーダー(劇場支配人)
吉野圭吾
帝国劇場に行って来ました
本日は大本命の井上芳雄のヴォルフガングです。
もう、先に育君のヴォルフガングをみてしまったせいか、非常にこの日が待ち遠しくて
ここ数日は落ち着かない状況でした。
まあ、昨日からのチケット騒ぎですっかり一瞬頭は、斗真に全部占領されていましたが正直、今日が当選確認じゃなくて良かった・・・
今の私はすっかり抜け殻です
育君のを見ていたから話の筋がわかっているので今日は落ち着いて見れると思ったのに・・・
全然そんなの無理でした・・・
芳雄好きになって何年か、ジャニーズだけでなく、一般の舞台、ミュージカルも多数みていますが・・・正直今回が一番の衝撃でした。
なんか、ステージ上にあらゆる情感がMAXの状態で渦巻いている感じ?
喜びも、悲しみも、怒りも、焦りも・・・とにかく人間のあらゆる感情がステージ上にはびこおっている感じです。
悪とか善もあるんですが・・・結局最後になってみれば、悪は一握りで・・・
最後にのこるのは善悪の有無じゃなくて、類まれな才能に振り回される多くの立場の人間。
度を越した才能は本人がもてあますだけでなく、周囲の人も知らずに巻き込んでしまう。本人は天才ゆえにその才能をもてあまし自由に発揮することが出来ない焦燥感(当時は芸術家は貴族の庇護のもとでしか存在できなかったから、芸術家は貴族にがんじがらめに支配されていた)
父親は貴族の庇護のもと息子の才能を誰よりも信じ認め最高の形で世に送り出したいと願っているが、息子にはその思いはとどかない。
姉もまた類まれな才能の持ち主だが、弟のあまりの神にもにた才能にうずもれ、弟に振り回せられ発揮するどころか、自分の人生までもままならない。
そして、ヴォルフガングの才能をねたむ人々、たかる人々、その才能が何たるかを研究する人々・・ヴォルフガングの才能にいろんな人の思惑が交じり合って・・・物語は・・・
とにかく、3時間という時間
ステージ上では常に熱い思いが渦巻いていました。
育君も素晴らしかったけど・・・まだまだ芳雄にはかなわないって実感
しました。
もう、存在感が違う!!!!普段毒舌の私ですが今回は毒ははけません
もちろん、芳雄の歌は好きだし、声にたまらなく魅力を感じていたのですが
一瞬一瞬が目を離せない!!
常にMAXの精神力で歌い・わめき・ダンスし・・そして演技をする・・・これだけ感情がMAXの状態で3時間演じることはどれだけの精神力なんだろうと・・思わずにいられません。
そして、そのどの状態のときでも微塵も揺るがない歌唱力!!
最後列でも最前にいるかと思わせる声の響き・・・どうして、あれだけ泣き喚いて歌っているのに声量が変わらないのか?
どうして寝転んだままでも声量が変わらないのか・・・
もうただただ感涙です。
表現力も素晴らしい・・・
いままで芳雄をみて・・やっぱり「井上芳雄はもしかして・・・!」って思わされました
もう毎日でも通いたいくらい・・
もちろん、この世界観を作っているのはヴォルフガングだけでなく、ヴォルフガングの最大にして最高の相棒アマデも大きな要素です。
また、それだけでなく、パパ・姉・ヴォルフガングとの親子愛や、親子の軋轢・葛藤・・・・・
ヴォルフガングの才能を後押しするもの、褒め称えながらも影ではねたむもの、食い物にしてたかろうとするもの・共にその世界を分かち合いたいと思うもの・・・
そんな様々な人たちの思いが時にヴォルフガングを支え・落とし・・そして彼の人生をいろどってゆく・・・
そんな彼をとりまく人たちもたまらなく魅力的に描かれています。
音楽もすっごく耳に心地よく残るし・・・
正直観劇が終わると魂を抜かれた感じになります。
さてさて・これ以上語ってもきりがない・・・
機会があったらぜひ一度劇場に足を運んでみてください・・
きっと後悔はしません!!!!
私にとっては・・
これまでの演目の中ではNO1となりました・・・
そう、あの5年間明け渡さなかったMY・No1【あずみ】も・・超えちゃいました。
そのくらい私にとっては忘れられない演目です。
もし、もう一度私が人間として生まれ変わることが出来るなら
今度は表現者としての人生を歩いてみたい・・・
と心底思わせる舞台でした。
はい、痛いのはもう承知です・・・