花とグリーン、そして大熊猫(パンダ)をこよなく愛する
フラワー&グリーンスタイリスト、加島公世です。
4月も終わりですね。
4月は先月の案件の整理から始まり、初夏に設営予定の案件のプランニングを進めていました。
クライアントのご要望に対して、そのまま形にするのではなく、
「もう半歩先にある提案は何か」を考えながら、社内でデザインを見直したり、新たな方向性を探ったりしています。
言葉として表現されている要望だけでなく、その背景にある意図まで汲み取りながら、プランに落とし込む時間はとても重要だと感じています。
その合間には、植栽チームの手伝いで観葉植物の入れ替えやメンテナンスにも携わっていました。
ここ数年はオフィス緑化のご相談も増えており、植物を取り入れた空間づくりへの関心の高まりを実感しています。
この春、商業施設のキッズ・ベビールームに壁面緑化を設営させていただきました。
この空間は、赤ちゃんや幼児と大人が一緒に過ごす場所。
そのため、通常の商業空間とは異なり、「子どもの視点」を大切にしてデザインしました。
コンセプトは「小さな視点の中の自然」
〜野原や公園で小さな草花を見つけるような体験〜
壁の前に立ったときに、「これはなに?」「この葉っぱ面白いね」といった会話が自然と生まれるような植物の組み合わせを考えました。
使用しているのはアーティフィシャルグリーンですが、
一本ずつに動きをつけ、重なり合い、絡み合うように構成することで、自然で生命感あふれる表情をつくっています。
人工素材であっても、いかに自然の息遣いを感じさせるか。それは、細かい仕事の積み重ねだと考えています。
最近お気に入りのゼラニウムリーフ
白い小花と白い斑入りのグリーン
現場で仕上げる「一点もの』の価値
広い壁面のため、いくつかのパーツに分けて制作し、現場で組み上げていきます。
設営後も空間全体のバランスを見ながら調整し、必要に応じて植物を追加して仕上げていきます。
素材はすべて私自身で一つひとつ選んでいますが、完成した空間の中で、色や形の組み合わせが想像以上の効果を生むことも多く、毎回新しい発見があります。
全体を横から撮りました
装飾の下の壁面はクッションシートが貼られます
花やグリーンは、単に空間を彩るだけでなく、
人の気持ちやその場の空気をやわらかく整える力を持っています。
既製の装飾ではなく、その場所に合わせて設計することで、
より自然で心地よい空間をつくることができるのではないでしょうか。
いつか世界中のパンダに会いに行くことを夢に見つつ、今日もひとつ一つの仕事に向き合っていきます。
商業施設・ホテル・オフィス空間などの装飾やグリーン装飾について、
企画段階からのご相談も承っております。
空間のコンセプト設計から装飾制作、現場施工、運用を見据えたメンテナンスまで、トータルでご提案しています。




































