前回のブログからは、誰も予想できなかったと思いますが、ハル、支援級に移ることにしました拍手


ハルは、4月よりも普通級に慣れて、2度目の公開授業でも、楽しそうに授業に参加していました。
2時間目から5時間目まで見ることができたのですが、何の問題もないように見えました。
【おおきなかぶ】の音読劇では、おじいさん役をコミカルに演じ、クラスのみんなを爆笑させてました。

立ち歩きもないし、担任の先生からは「いつも頑張ってますよ!」しか言われない。

だけれども、友達を作りたい!と思っているハルと周りの子たちには、コミュニケーション面で難しい部分がありました。
それは、授業中以外の場所で目立ちました。

私がハルに話しかけるときは、しっかり何度も話しかけないとハルに伝わらないのが日常です。
大人がハルの気持ちを汲み取って話すことはできても、周りの1年生だって幼いわけで、ハルがどんなに良い子であっても、周りの子とは溝ができてしまいます。

そんな溝がもどかしく、担任や通級の先生は「服薬もありかもしれませんね」と言いました。


立ち歩きもないし、普通級に適応していると思っていた私に「僕は心配です!」と言ってくれたのは、今年で定年を迎えるOTの先生でした。

その先生が定年すると同時に、OT卒業かな?と思っていたくらいでしたが、その先生も「服薬も良いと思います」と言ってくれて、先日、服薬相談となりました。


服薬相談の日、服薬を前提に話をしに行きました。

服薬したら普通の子のように毎日が送れるかもしれない。そんな期待ばかりしてました。

まず、主治医からハルに対して、日常の聞き取りがありましたが、ハルは楽しそうに学校の話を主治医にしてました。
(良い子ぶって話してしまう部分もあると思いました)

親から伝えたのは、以下の日常の様子です。
・校外学習についてきて欲しいと言われたこと
→視覚刺激をいなすのがしんどくて、動き出したくなっちゃうから
・学童保育がしんどくて、休室していること
・友達との付き合いの部分
・周りからの目線が感じ取れない
・心の声が大きくて、授業中の始語をトレーニング中であること
・視覚刺激に弱く、公園などでも工事中の看板などが目に入ってきて辛そうであること
・登校班に着いてきて欲しいと言われることがあること
・アンパンマンの映画を見に行って、少しの始語OKだったにも関わらず、7割辛かったと言ったこと




そして、主治医から。
インチュニブを勧められるかと思ったら、最初からコンサータを勧められました!

ちょっとビックリしました。

副作用のチックが怖いことを、パパが先生に聞いてみると「服薬で出たチックは、服薬を中断すれば、治ると思います。出た子がいるけれど、私がみている限り、服薬をやめたら治りました」と言われました。


コンサータは休薬日を設けられると調べていたので聞いてみると「ハルくんぐらいの小さいお子さんは、最低2年は継続して飲んでほしい」と言われました。


それにもビックリしてました。


コンサータは、おそらくハルに効くんだろうというのは分かります。
分かってはいるんだけど、服薬嫌いな私の心がストップをかける。でも、ここでストップしたら、ハルの日常は変わらず大変かもしれない、服薬させないのも酷なのかもしれないとも思いました。


結果、その診察中の出した結論は、コンサータを飲んでみるだったんです。


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その後、障害発覚のときくらいに、Google検索、SNS検索、YouTube検索をしてました。

コンサータの副作用がどのくらいのものか、コンサータを飲んだ人の感想はどんなものか。


私が、そのとき相談する人によって、見る情報によって、服薬する気にもなれるし、やめる気にもなれる。
考えれば考えるほど、迷宮入り。


最後に私の考えを助けてくれたのは、放課後等デイサービスRでした。


つづく