以下は現役のソーシャルゲームプランナーによる人気のアプリ・ゲーム分析ブログからの内容です。
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今後はセガがスマホゲームで業界を席捲するという理由は下記の2点。
(1)潤沢なコンテンツホルダーである
(2)スマゲに対する展開の速さ・本気度
この2点について詳しく見てみたいと思います。
(1)潤沢なコンテンツホルダーである
これは言うまでもないですがセガは元々コンシューマ会社でもあり、
潤沢なコンテンツホルダーであるのは間違いありません。
現状でリリース&リリース予定の有名タイトルを見てみると 、
<リリース済み >
DERBY OWNERS CLUB
Answer×Answer [無料早押しクイズ]
初音ミク ライブステージ プロデューサー
ぷよぷよフィーバーTOUCH
<リリース予定>
Champion Football
ぷよぷよ!!クエスト
などなど。Non-IPは含めていないですが、
それらも併せるとかなり充実したラインナップであることが伺えます。
個人的には持てるコンテンツをフルに活かそうという気迫が感じられます。
なぜこれがセガが勝てる要因なのかというと、
プラットフォームの中にメディアを作ることができる可能性があるからです。
「なんじゃそれ?」と思う方もいるかもしれませんが、
これだけ多くの有名タイトルを出すと多くのユーザーを獲得できることが予想されます。
ご存知かとは思いますが現状ではApp storeなどでユーザーを獲得するためにはリワード広告による「ブースト」と呼ばれる手法で莫大なプロモーション費用を掛けて、無料ランキングの上位に位置させてユーザーを獲得という手法が一般的です。
もちろん、お金を払えばきちんとした効果が出るので良い手法ではあるのですが、お金が掛かります。
一節にはブーストさせて上位維持に1000万近く掛かるようになっているとか。
少し前まではもう少し安かったので高騰っぷりが伺えます。
大量のゲームをリリースするのと同時にきちんとした売上を上げるためにこのような「ブースト」を毎回しているとプロモーション費用というのがバカになりません。
そんな中で早い段階から自社で多くの優良タイトルをリリースすることで多くのユーザーを獲得できます。そうするとそこで獲得したユーザーを新規アプリに流しこむことが可能になるのです。これで格段とプロモーション費用を抑えることができます。今のコロプラさんもそうですね。
「そんなの効果あるの?」とか「売上を喰い合って全体で見ればマイナスなんじゃ・・・。」という声を聞きますが、僕の経験上では「それはない」と断言できます。
例えば、Mobageの中で最も勝ち組SAPと言ってもいいgloops。彼らもまさに「Mobageの中にgloopsというメディアを作った」と言っても過言ではありません。gloopsの歴史を遡れば徹底的に高速で優良ゲームを出し続けるという戦略を常に取って来ました。ギルドバトルを始めとしてドラゴン騎士団や大熱狂!!プロ野球カードなど多くの優良タイトルを矢継ぎ早に投入して、投入する度に驚異的なユーザー数と売上を叩きだしてきました。この裏側にはこの「自社アプリから新規アプリへの流し込み」という技があったのです。確か2000万人突破した時にはgloopsコインなるものを配って全ゲームで使えるようにしてたはず・・・。
このように「Mobageの中にgloopsというメディアを作った」とのが大きな勝因でもあると言えます。gloopsぐらいのSAPになればプラットフォームから優遇してもらえるからお金掛けずにプロモーションできると思いますが、やはり自社内でプロモーションを完結させれるのは非常に大きい。特にApp storeやGoogle playというマーケットではプラットフォームの優遇というのはないので、いかにしてこのプラットフォームの中にメディアを作るのかが大事になってきます。
そういう意味では今のセガの戦略は非常に優れており、一歩一歩勝ちに近づいているかと思います。
(2) スマゲに対する展開の速さ・本気度
ここに関しては下記を見ていただきたいです。
ポケラボとセガネットワークス、合弁会社SPG laboを設立
Aimingとセガネットワークス、スマートデバイス向けゲームコンテンツの 展開について業務提携
株式会社バタフライの株式取得(子会社化)に関するお知らせ
セガは昨年から相次いでスマゲ会社との関係値を強めています。
特にポケラボとの連携には目を見張るものがあります。
GREEに買収されたのでご存知の方も多いかと思いますが、ポケラボは今やスマートフォンネイティブ業界ではトップクラスの成績を誇っています。
そのポケラボとお互いの良いところを持ち寄って、
シナジーを最大限にしようという取り組みが素晴らしいです。
大抵の場合ですがこのような旧態依然とした会社と新興ベンチャーのタッグはうまくいきません。
しかし、ポケラボとセガの関係値は非常に良好な様で既にヒットタイトルもいくつか。
この様に若くてノウハウのある会社からきちんと学ぶことでセガ単体でも優良なアプリデベロッパーになれる可能性があるのではないかと僕は思っています。
Aimingの件については個人的はなるほどという感じで特に言及はしないですが(笑)、バタフライの子会社化の方が気になります。
こちらはセガではなくグループ会社のサミーネットワークスが子会社化したとのことですが、
バタフライといえばMobage上で提供されるモバ7の開発会社。
長年のオンラインパチンコゲームで培ったノウハウとセガサミーホールディングスが持つ実機のパチンココンテンツとのシナジーが期待されるところです。
以上の2点から僕は今年はセガのターンになるなと思っています。もちろん、あの業績を見る限りだとガンホーも当分の間は安泰そうですがコンテンツというのはいつか寿命がきます。その寿命が来た時に今までのユーザーをどうするかがソーシャルゲームでは重要。そういう意味では大量に優良コンテンツを提供するという戦略はかなり正しいと思います。あとは上記の会社との連携を今後も強めて、さらにはうまくいくことが不可欠。お願いだから仲違いとかしないで欲しいな。そうすればセガと組めば当たるという会社が増えてより強くなるはず。
2014年の真ん中辺りでこの記事が当たっていたとなることを願いながら終わりたいと思います。
【上記はほぼ転記 出典は以下】
http://blog.livedoor.jp/socialgame_blog/archives/23611631.html