あなたのお腹は出ていますか?

 

はい。それでは肩の位置は正常な位置にありますか?

 

 

肩の正常な位置がそもそもよく分からないですか?

 

姿見があれば、全身を横向きで写してみましょう。

足の外くるぶしの真上に耳が来るように立ちます。

 

その耳の真下に肩の先端が来ればOKです。

多くの人は、かなり肩を引き気味にしなければならないはずです。

 

そしてその肩を引き気味にする姿勢を維持するのは、きついはずです。

 

 

この良い肩の位置での姿勢を取るのがきついほど痩せずらい原因なのです。

 

 

肩の位置が悪いと痩せずらくなる理由…

 

 

その①

呼吸がきちんとできていない

 

先日、猫背巻き肩の人は損していますというブログを書きました。

その中で書かせてもらってますが、猫背巻き肩の人はかなり呼吸ができていない状態なのです。

一回換気量と言いますが、燃費が悪すぎて身体が疲れやすくなってしまっているのです。

 

こういう状態では、代謝量も極端に落ちてしまい、必然的に痩せずらくなっていってしまいます。

 

肩の位置が正常に近づけば近づくほど一回換気量が増え、酸素が全身にいきわたるようになり、代謝量が増して痩せやすくなるというわけです。

 

 

その②

広背筋が硬く太くなりやすい

 

腕から背中、腰まであるかなり大きな筋肉です。姿勢を維持するための筋肉と表現されることもありますが、腕の動きにも関わっている非常に重要な筋肉です。

 

この筋肉が巻き肩のため、いつも疲れてしまって硬い状態のため、腕だけでなく、体幹も動かしずらい状態になってしまっています。

また、側腹部にまで影響を出せてしまう構造のため、広背筋が硬く太い状態であると、ウエストができづらく、身体を横に倒す、身体をひねるなどの運動制限を起こしてしまうのです。

 

 

その③

首への負担がすごい

 

肩の位置が悪いと、肩から首や後頭部につく筋肉たちも常に疲れてしまっています。

この状態では、首も凝るだけでなく、首と頭のつなぎ目よりも少し奥にある自律神経の中枢の働きも悪くなってしまうのです。

 

自律神経がきちんと働かないと、内臓の働きも低下してしまい、特に食べ物の消化吸収に大きく影響してしまいます。

 

 

 

まとめると、

きちんと呼吸ができず、体幹などの不要な筋肉が太くなり、自律神経が乱れやすくなるためとなります。

 

 

 

さて、肩を正常な位置に戻してあげるにはどうすれば良いかですが、

ユーチューブなどでたくさん動画があげられているので、エクササイズを知りたい方はそちらをご覧いただくとして、結局肩甲骨を背骨側に寄せる筋肉、菱形筋を使ってあげればよいのです。

 

もちろんストレッチなどもかなり有効ですよね。できれば骨盤が立っている状態で行うのが良いと思います。

 

 

 

ついでなので、割と高齢の方で、肩に痛みがない場合に良くご提案させていただくエクササイズをご紹介します。

 

正座します。(骨盤が立ちやすくなるため。なるべくプリ尻にします)

両腕を後ろに回し、手を組みます。肘は伸ばしたまま。

この状態で、上を向きます。

首の前から胸の前側をよーくストレッチしていきます。

 

次に両腕を脇にたらし、手のひらをなるべく外側に向けます。できない方は手のひらを前方でも構いません。

そこから両手をさらに斜め後ろ方向に広げていきます。

ある程度広げたらその状態で10秒間、ゆっくりと戻します。

これを3回程度繰り返します。

 

そしたら、立ってみて肩の位置を正常な位置にしてみます。

 

どうでしょうか?先ほどのやりにくさと比べて多少改善しているのではないでしょうか?

ただ、日常生活で元に戻りますので、こまめに肩の位置をリセットしてあげる必要があるので、根気よく続けてみてください。

 

今日は以上になります。

写真が少なくて、長文駄文で申し訳ありません(汗)

 

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