宮崎県山元病院院長、山元敏勝先生が考案された鍼療法です。
最近では、TVや雑誌などでも紹介され、徐々に認知されてきているようです。
当治療院で3年前より導入させていただいています。
YNSA上級セミナーを昨年終了し、また、宮崎、山元リハビリテーション病院で行われている研修も終了しております。
欧米では、医師が盛んに治療に取り入れており、海外から山元先生の研修を受けにくる医師も年々増加しているそうです。
ただ山元先生は88歳と高齢のため、山元先生の健康だけがとても心配です。。
研修パーティーでの山元先生と奥様のヘレンさん
YNSAでは、症状を追うのではなく、頭の反応点を探して、症状の変化を見ながら鍼をしていきます。なので、服を脱ぐ必要はなく、簡便であり、また、頭の鍼なので、寝ている必要がないことがメリットとして挙げられます。
YNSAしたままリハビリができればいいんだよ。
山元先生が研修中ずっと言われていたことです。
研修では、山元先生が海外などでされていた治療動画もたくさん見せていただきましたが、日本では考えられない光景が映されていました。
なぜ公開しないのか不思議ですが。
研修に参加されている先生がお近くにいるようでしたら、ぜひ聞いてみてください。
ほんとにすごいですから。
ちなみに私が今までYNSAをして有効著効がみられた症例を挙げてみます。
〇 脳卒中(脳梗塞・脳出血)片麻痺
〇 脳性麻痺
〇 パーキンソン症候群
〇 大腿骨頭壊死症
〇 仙腸関節炎
〇 突発性難聴
〇 顎関節症
〇 腰椎すべり症
〇 胸郭出口症候群
〇 ヘルニア
〇 腰痛などの不定愁訴
〇 パニック
〇 ばね指 etc
私は麻痺専門でしたので、麻痺以外の症例は、患者さんのご家族か、紹介の方でした。
麻痺以外の症例で一番印象に残っているのは突発性難聴でしょうか?
鍼して15分くらいでほぼ聞こえてました。自分で自分のこと天才では?と思いましたが、すごいのは山元先生ですね。
YNSAの勉強会にも参加させていただいてますが、他の先生もいろんな難しい症例にチャレンジされていて、私も触発されております。
山元病院の待合室は、頭に鍼をしている人だらけでした。そのままおしゃべりしたり、TVみたり、リハビリ行ったりしてました。
はやく当治療院も山元病院のようになりたい。
焦らずやっていきます。