脳卒中(脳梗塞・脳出血)後遺症による片麻痺に対する施術について。

 

YNSA(山元式新頭鍼療法)+促通運動療法を行います。

 

 

YNSA

 

YNSAには、運動、動作が軽くなるポイントがあります。そこに鍼を施し、血流を促進させ、脳を活発な状態にしておきます。その状態をできるだけながく保ちます。この状態で促通運動を行うことにより、通常のリハビリと違った刺激となり、脳に働きかけます。

 

 

 

促通運動療法

 

神経促通自他動運動療法と言います。なるべく共同運動から逸脱させ、目標とする動作に近づけていきます。現在の身体の状態で、一番効率の良いと考えられる促通運動をしていきます。体幹から一番近い大きな関節から促通運動を始めます。多くは肩関節や股関節を共同運動からより外していく方向の運動を行います。

介助しながら行うため、回数を稼ぐことができ、スピードもより速くすることもできます。

 

この施術は、疲れ方が普通のリハビリと違うそうです。

普通のリハビリは身体が疲れけど、この施術は脳が疲れるというニュアンスだそうです。

 

脳の休憩、身体の休憩を挟みながら、無理のないよう楽しく施術していきます。

 

 

もちろんYNSAのみでもOKです。通常長く鍼をしておくほど効果が長いといわれています。