入馬(いるま)さんの世界
入馬さんの朝は6時起床から始まる。
時々、2時や3時から起きている日もあるらしい。
まずする事は、今日の食事の心配。おかわりできそうか
次におやつの時間のコーヒー牛乳とコーラが忘れられていないかの心配。入馬さんはよく外出する。でも、10分も経たないで帰ってくる。
そんな外出を1日に何回繰り返すのだろうか…
入馬さんは箱庭のような世界の中で生きている。入馬さんの長い夜はもう始まっているが、彼は決して長いとは感じていないようだ。
思いは既に、明日の食事と飲み物の方に向かっているから…
箱庭の狭さも、食事と飲み物の心配に比べたら、彼にとっては小さな事、いや、全く気にならない事らしい。
愛すべき入馬さん
時々、2時や3時から起きている日もあるらしい。
まずする事は、今日の食事の心配。おかわりできそうか
次におやつの時間のコーヒー牛乳とコーラが忘れられていないかの心配。入馬さんはよく外出する。でも、10分も経たないで帰ってくる。
そんな外出を1日に何回繰り返すのだろうか…
入馬さんは箱庭のような世界の中で生きている。入馬さんの長い夜はもう始まっているが、彼は決して長いとは感じていないようだ。
思いは既に、明日の食事と飲み物の方に向かっているから…
箱庭の狭さも、食事と飲み物の心配に比べたら、彼にとっては小さな事、いや、全く気にならない事らしい。
愛すべき入馬さん

家族考
富める時も病める時も…結婚式じゃないけど、変わらぬ気持ちでいられるだろうか
ましてや一家の主が倒れでもしたら、よほどの蓄えがあるなら別として、崩壊してゆく絆や気持ちの変化を誰が責められるだろうか
家族とは…健全な精神と肉体の上のみで成り立つものなのだろうか
経済的にも精神的にも追い詰められた時、床に落ちるコップがスローモーションで壊れてゆく…
見えているのに、わかっているのに、止められないもどかしさ…
個で生まれたヒトが個に還ってゆく時なのだろうか…
それは、死を迎える時だけとは限らないと知った。
虚構の集合体…だと、非難ばかりできない現実とともに。
ましてや一家の主が倒れでもしたら、よほどの蓄えがあるなら別として、崩壊してゆく絆や気持ちの変化を誰が責められるだろうか
家族とは…健全な精神と肉体の上のみで成り立つものなのだろうか
経済的にも精神的にも追い詰められた時、床に落ちるコップがスローモーションで壊れてゆく…
見えているのに、わかっているのに、止められないもどかしさ…
個で生まれたヒトが個に還ってゆく時なのだろうか…
それは、死を迎える時だけとは限らないと知った。
虚構の集合体…だと、非難ばかりできない現実とともに。