オトナの女 | 葡萄畑の雨

オトナの女

18才の時のバイト先の店長は23才の女性だった
中目黒のマンションに結婚してない男性とヨークシャーテリアと住んでいた
ずっと親元で暮らす田舎ものの娘には眩しいし、すげーオトナの女の匂いがした
仕事帰りに飲みに行ったり、デパ地下で食材を買ったり…
自分もその年齢になればそれなりに成長しているかも
と、自分自身に期待もしたけど
相変わらずの親元暮らし
家を出るだけが成長ではないけれど、
炊事洗濯掃除を親に任せ、帰って食って寝るだけの生活


あれから何年?
見た目は何でもできそうな女の顔をしている

らしい…
よく言われるからそうなんだろう
だけど現実は違う
だらしない女がここにいる
内側が成長しきれていない女が、昨日も今日も悩みながら生きている