理想の家庭 | 葡萄畑の雨

理想の家庭

血縁の集合体である家庭…
安らぎの場であるはずが、時に、血縁故に厳しい言葉が飛び交い、相手を思いやってとった行動が裏目に出てしまうこともある
親も子も我慢ができなくなってきている…と、しばしば耳にする
昔ならば…こんな言い方、表現は好きではないが、親子の諍いなど、お互いに一晩頭を冷やせば翌朝にはカラッとしたものだ!とは先人たちの教え
今の世の中、どうもそう簡単にはいかないらしい
親も、それ以上に子は根に持ち、引きずったまま時を重ねていくようだ

皆が皆そうではないにせよ、そういう人が時折、ワイドショーに登場する
『サザエさん』の家がベストだとは思わないが、ある時代の理想像であったのだろう

多様化…当たり障りなくすべてを片付けてしまう素敵な言葉だ

母親がよく言っていた
『やり直しができるなら、もっと優秀な子に育ててあげられるんだけどね…一回きりで初めてだったからゴメンね』
わかったようなわからないような言い訳だ
確かに、見本や手本無しの作業は難しい…
防犯と称して玄関に鍵を掛け、覗かれるからとカーテンを閉め、いつの間にか回覧板がポストに、誰も居ないのを確かめてゴミを捨てに行く…

いい、悪いとかの問題じゃなく、これじゃ自分の家の良さにも、変なところにも気が付くはずがない