人口肛門再増設の手術が終わり、退院したのが2018年4月の初めでした。

私の癌は、リンパ節転移なしのステージⅡだったので抗がん剤は無し、後は3か月ごとの経過観察と言う事でした。

少し大事をとって6月から仕事に復帰しました。
約半年間の闘病生活をしていましたが、わりとすんなり仕事復帰できたと思います。

癌が発覚する前は、タバコ1日15本くらい、飲酒は発泡酒の350ml缶を5〜6本ほとんど毎晩休肝日無しに飲んでいました。
退院後は、禁煙にはなりましたが、お酒の方は以前と変わらない量を飲んでいました。

3か月ごとの経過観察内容は、採血→レントゲン→造影CT→ストーマケア→主治医の診察と言う流れで、朝8時頃受付をすれば11時くらいには終わると言う感じでした。

この頃は「悪い所は取ったし後は5年経てば完治だな。」と余裕で生活していました。
だだ少し心配だったのが、オシッコをする度にお尻から粘液が出ていた事です。
普段はなんともないのですが、手術で肛門の括約筋が緩んだのか、オシッコをする時踏ん張ったらお尻からもドロッと粘液が出て立ったままオシッコができなくなりました。
主治医にも相談していたのですが、「残っている大腸からの腸液だから問題ない」との事なので「そんなもんなのか」と思っていました。

そんなこんなで手術後の生活は順調に過ごしてきたのですが、2019年10月頃から何となく肛門が痛くなりだしました。
お尻から腸液が出る時に結構踏んばるから「痔ににでもなったかな」と市販の痔の薬、座薬と軟膏
を塗っていたのですが、だんだん痛さが増していきました。

                 続く‥