先日、あまみと食事に行きまして。
僕は、カキフライ定食を注文しました。

カキフライ、美味しいねえ。
カキフライは、お皿に五個乗っていました。

あまみは、カキフライ一つ頂戴と言う。
良いよと言って、あまみの皿にカキフライを一つ乗せた。

あと四つもあるな。
美味しそうだ。

食ってみたら、やっぱり美味しかった。

あまみも食ってみて、やっぱり美味しかったらしく。
カキフライ、もう一つ頂戴と言う。

えっ?
カキフライ五個のうち、二つあげたら僕のは三つしか無いじゃん。

思わず、計算をしてしまいました。

悪い事だよね。
この場合、こういう打算的な考え方。
女性は、お腹はすいてない時でも、見たら欲しく成ってしまう。

食べたら、更に美味しかったからもう一つ食べたい。
当たり前な事だよね。

計算せずに、はいどうぞと差し上げるのが男の器量だと思うよ。
だから、カキフライ、もう一つあげました。

下らない話だね。

でも、こういう日頃の些細な事って、とても大切だと思うの。


あまみにしてみたらさ、毎日僕に夕飯作ってるんだよね。
お弁当まで作るんだよ。

毎日してもらっていて、してくれている相手の立場に成る事って。
とても大切な事だと思うんだ。

僕はさ、よくあまみをマッサージしています。
元々、整体師でしたから、人の身体を触る事は慣れてますよ。

彼女が眠るまで、マッサージを続けますね。
毎日、仕事と家事で疲れてますから。
ぐっすりと眠ってしまいますよ。

眠ったと思ってもさ。
マッサージをやめますと、足をパタパタしたりして、もっとやれと催促しますね。

眠っていても、身体が満足しなければ、身体は反応しますよ。
満足するまで、マッサージはやめる事は出来ないのです。


昔、整体師だった頃は、僕は特に女性にモテたと思う。
モテたと言うか、皆さん様々な相談をして来ましたよ。

よく、皆さんが口にしたのは。
「この話は誰にもした事が無いんですが」
という話だ。


何故、皆さんは僕にそんな話をしたんでしょう。
それは、彼女達が普段他人に触らせない部分を、僕に触らせているからです。

整体師なら、誰でもそうでは無いですよ。
例えばさ、男だったら女性を見たら、可愛い、良い女だと外見の目立つ部分だけを見て判断し。
エッチな事しか考えないよね。

でも、女性は違いますから。
男性の持ち物や、外見の色々な部分を見て判断します。
この男は安全かどうかと。

僕なんかはさ。
遊んだ男に見えるだろうけど。
これ見よがしな金の腕時計や、金のネックレスとかね。
小さなバックなんて持って、女性と会ったりしませんから。
あまり、ダサくて外見重視の男に見えないと思うよ。

整体師の頃は、必ず安心出来ると人だと言われてました。

で、身体をくまなく触ってしまうんだから、更に安心されてしまいますよ。
そんな頃があったね。


今は、スピリチュアルの方に来まして。
カウンセリングをやっています。
整体師の頃の経験は、随分と活かされていると思いますよ。

対人間という事で、肉体と精神の違いだけで、やる事は同じようなものだな。


基本的に、対人間なんだが。
間々、企業を相手にカウンセリングを行う事があります。

相手が企業と言っても、不思議と対人間という図式は変わりは無いんですがね。


何年か前から、手掛けている企業があるのだが。
先日、その会社がようやく新たな改革を行いました。

と言うのは、僕がずっと指摘して来た部分に、やっと会社側が動いてくれたのです。


その会社は、医療に関わる会社で。
特殊なエンジニアを必要とする会社であります。

ところがですね。
その会社、今は儲かってますが、先行きはとても厳しいものが見えていました。
重役達は、全くその事に気付かず。
僕のアドバイスにも耳を貸さなかった。

重役達は、気付いていませんが。
実はその会社、表向きは医療関係として社会に貢献し、立派な会社だという印象を、世間には持たれております。

しかし、内情はその逆で、エンジニア同士はいがみ合い。
権力的に、強い者と弱い者が分かれて、陰口の言い合いが繰り返されております。

表向きは良くても、内面のマイナスは、やがて会社に悪影響を及ぼすと僕は見ていました。

エンジニアの中の、一部分のトップは、自分の立場しか考えず。
下の者の技術的な向上を妨げております。

会社側は、これを見て見ぬふりをしていました。
何故なら、下の者は盲目に従う飼い犬にしておいた方が、生産性が上がるからでありす。

一部分のトップのエンジニアは、非常に上手い仕組みを作っていました。
難しい仕事は覚えさせないわけです。

簡単な仕事しかさせず。
しかも、どれも中途半端にしか覚えられない仕組みなんだ。

簡単な仕事だけをさせておきますと。
人間の脳はパターン化した思考に成りますよね。
新しい情報が入らなければ、脳は学びませんから。
その人の、人間的な成長は、その仕事からでは難しいです。

こんな仕事だったら、つまらないでしょう?
頑張って働き、それが金銭的にも精神的にも、裕福に成る為に、我々は仕事を選んで就職してるはずですよね。


そして、中途半端にしか出来ないというのは。
例えば、自分の今やっている仕事は。
実際に、医療のどの部分に関係しているのか。
どんな価値があるのかを、下のエンジニアは知らないで働いています。

あのね、常に何年間も慣れない仕事をしている感覚なんだよ。
ですから、いつまで経っても、エンジニアとしてエキスパートには成れません。
慣れない仕事、分からない仕事というのは、どういう事かと言いますと。
例えば、表紙に題名が無く。
目次の無い本を読むようなものです。

内容を全く把握していない本は、何が書いてあるか分からないから、多分理解するスピードは遅く成り。
読むスピードも遅く成るでしょう。

この会社が、中途半端にしか仕事をさせないのは。
出来ない社員や、自信の無い社員を沢山作り。
常に、指示されなくては出来ない、何でも言いなりなエンジニアを作る為にやっているのです。

こういった会社は、その上司達は部下を使い易くて良いですよね。
しかし、下の者は困りますよ。
何年も、何十年も一人前に成れず。
怒られてばかりの社員に成ってしまいます。

この企業は、一部分の重役と、一部分のトップのエンジニアが。
自分達の居心地の良い環境を作る為にやってましたが。
こういった企業は、非常に多いのです。
当然、社員はやる気が無くなる。

皆さんは、そんな事をしても、会社は損をするだけだから、そんな事はあまり無いだろうと思うでしょうが。
かなり多いよ。

重役や、トップのエンジニアは、定年退職したら関係無いんだからね。
会社側としても、退職後は頭をすげ替える如く、他社から出来の良いエンジニアを引っ張ってくれば良いのです。

下に回った社員達は、一生使われるだけの飼い犬なんだよ。


僕は、この企業のお抱え霊能者の一人に過ぎず。
他の、現世利益の霊能者達の声が強かったから、あまり僕のアドバイスは通らなかった。

しかし、今回社長が動いてくれまして。
僕の案を通して、この企業は大改革を行う事に成った。
それは、フリーメイスンのやり方です。

他社から、他のトップクラスのエンジニアを数名ヘッドハンティングをしまして。
一部門のラインを作る。
そして、その部門にやる気のある、下働きだったエンジニアを分散して入れるわけだ。

今まで、社内で幅を利かせていた重役やエンジニアは、いきなりライバルが社内に登場するんだよね。

もう、高い所から会社を操る事は出来ず。
競争社会に身を置かなくては成らない。

実際、これが本当の企業の姿ではないだろうか。


僕はね。
企業と言えども、カウンセリングは対人間なんだと思うの。
何故なら、会社の利益は人間が相手でしょう。
人間が収入を与えるわけだ。

それを、働く人間の気持ちを無視していたのでは、その会社は伸びて行くはずが無いですよ。


世の中の会社のね。
上の者に、僕は言いたい事が少しあります。

対人間で我々は生きていますよ。
金目当てでも、対人間には変わりがありません。
ですから、相手の立場に成って働く事が大切だと僕は思うんだ。

相手の立場に成る。
例えば、上司が部下の立場に成る事ね。
これは、部下と同じ仕事をやってみると、部下の立場がよく分かると思いますよ。


世の中、計算だけではない。
対人間なんですから、心と心の結び付きがとても大切だと思うの。

相手の立場に立てる。
または、相手の立場を知る事が出来る。
これが人間同士の基本だし、社会であると僕は思います。