元旦那との結婚式は盛大だった。

お色直し5回、来てくださった職人さん達は

お酒が大好きな方が多く

延長、延長、延長で2次会までの

合間もないほどだった。

余談だが元旦那は結婚式に遅刻してきた。

パチンコがずっとかかっていてやめられなか

ったらしい。

でもこんなことはどうでもいい(普通はありえ

ないが)

結婚式の打ち合わせの時

誰を呼ぶ?仲人さんは?日取りは?

そんな話の中「ん?」と思うことがあった。

離婚のわけ②のセクハラオヤジが

月曜日休みで

「俺は月曜休みだから、それ以外の曜日なら

は結婚式、行かないからな」

と言っていたと。。。

え?皆さん多くの人が週末休みでしょ?

セクハラオヤジのためだけに皆さんに

負担をかけるの!?

セクハラオヤジどんだけなの?

何様なの?

私は友達にももちろん

中学校時代、大変お世話になった恩師

2人にも結婚報告をしていた。

学校を月曜日に休ませてしまうなんて……

「でも○○さんのためにみんなが平日休みを

とってもらうことになるんだよ!迷惑だよ!

それに祝い事にそんな条件つけるなら来ても

らわなくていいよ!」

「仕方ないだろ。○○さんの言う事は絶対な

んだから。」

結局月曜日にしてしまったが

恩師2人は来てくださった。

スピーチまで。。。

でもこんな結果になってしまって申し訳ない

。。。

でも今、私が私でいられるのはこうしたから

なんです。




あと今でも本当に腑に落ちないのは

子供6人捨てて男と逃げたお義母さんとその

男を呼んで

何故その子供たち6人を引き取って

育ててくれた育ての親を呼ばないのか?

育ての親の奥さまだって大変だったはずだ。

自分の子供が5人いて

さらに6人面倒みていたわけだから。。。

それを言うと

「俺たちきょうだいは冷やご飯だった。」

だの

「俺たちきょうだいはご飯は後回しだった」

だの

「朝、お経を詠まされるのが嫌だった」

だのその他ぐだぐだ。

当たり前だ。

そこの家で義務教育終わるまで十何年

お世話になり

まるきり赤の他人が自分の子供5人と

よその子6人世話をするのに

どれだけ大変だったか

どうであれ今自分が生きていられるのは

なんであれ食べさせてもらい

服を着せてもらい

布団で寝かせてもらい

何と言っても雨風に当たらない屋根の下で

暮らさせてもらったおかげではないのか?

恩はないのか?



結婚式をあげてしばらくして

おじゃました時

奥さまが

「え!?元旦那くん、結婚したの?」

結婚したことすら報告もしない

「結婚式呼んでくれなかったんだね…」

淋しそうに言った奥さまの

言葉と表情が忘れられない。。。

常識というか……

義理人情というか……

長女のことも愛せなかったように

この人は『血』だけしか愛せない人だったん

だ。

哀れに思う。。。

つづく。。。






。。。