⚡️⚡️過ぎとるような感覚が… ⚡️⚡️
彼らには一体、何が起こったのかさえ分
からん事態やったやろう。
『甘美』に群がりせっせとそれをわが家
で待つ仲間のために、ほんのちょっとの
褒美でさえ口にしたのか⁉️、定かでない
中で…
突然の暴君の所業によって、哀れ無惨に
もその一生を終えたに違いない。
夏のある１日の中のほんの僅かな時間
での出来事。
家でゴロゴロとしながら音楽三昧、
丁度『Ｂ'ｚ』のライヴ映像見とった。
傍らには暑さ凌ぎの炭酸飲料とフルーツ
の入ったゼリー。
それを口にしながら見とった。
ふと彼らの楽曲の合間にテーブルに目を
やると、何やら黒い微細なモンがチョロ
チョロと動いてた。
彼らはさっき自分の食べ終えたゼリーの
空き容器ん中を徘徊してた。
どうやら庭から建物伝いに侵入した模様
みたいで、…
で、上に記したような事になったのが
真相。
自分が飼うているワンコ、ニャンコ
たちには愛情を注ぐ反面、彼らには
裏腹の所業。
思えば、…
ほんの僅か数年前にはほぼ同じ場所で、
ほぼ全ての機能を停止させて直にフロー
リングに身体を横たえていた時分には
その彼らのひたすら食料探しする有り様
に『躍動感』を見て、ユラユラと今にも
消えそうなともし火にも似た自分の命に
僅かに『生きる力』を与えていてくれて
いた⁉️、に違いない彼らの生命活動を…
プツリ‼️と絶つ。
『理不尽極まりない』に違いない‼️、きっ
と彼らにとっては。
自分のその彼らに対して取った行動は
その現状で悪さ⁉️、をしている戒めにも
似た行動で、しいて言えば、その場に居
る彼らを葬る事により新たに来るであろう
彼らの仲間を救う事になるから実行した
までに過ぎない、と思てるからか⁉️
何かこれって核戦争を起こさんために
強大国が核爆弾を持つのが正当化される
ような『 核抑止論 』に似てないか⁉️、と
ふと思た。
自分の取ったほんの些細な行動も自分の
『 正義 』から行った『 身勝手 』やない
かな⁉️、と。
自分の『 正義 』は今回対峙した彼らアリ
たちにとっては『 悪 』の何者でもないや
ろうな。
とある日常の出来事。
( 完 )