私の職場復帰。 | 明るい自閉症しいちゃんと私のときめき生活

明るい自閉症しいちゃんと私のときめき生活

重度の自閉症しいちゃんだけど、とても明るい女の子です。
私もしいちゃんにたくさんパワーもらってます。
子育てにちょっと疲れてしまった方にぜひ読んでいただきたいです。

しいちゃんは30才の女の子です。




自閉症で知的障害があります。




明るくて笑顔がかわいい女の子です。




私はしいちゃんのおかあさんで57才のシングルマザーです。





昨日、私は職場復帰をしました。






前の日の木曜日。しいちゃんに、



「おかあさん、明日からお仕事なんだ。だから、明日から早くお仕事行くし、お迎えも遅くなるよ」




「しいちゃんも協力してね」




とお願いしました。しいちゃんは、




「わかった!くんしゅ(おりこうになりますのこと)」と言いました。




昨日の朝は、しいちゃんはとてもおりこうでした。




職場に行くと、手を振ってくれる人、「会いたかったよ」と言ってくれる人、遠くから「しずくまさ~ん」と声をかけてくれる人など、




温かく迎えてくれて嬉しかったです。




机の上も誰かが整頓してくれていて、きれいになっていました。




席につくと上司がやってきて、




「待っていたよ、大丈夫?」と言ってくれました。




初日は好きに過ごしていいと言われたけど、




パソコンの掲示板を読んで、休んでいる間の出来事を読んだり、来週の予定を確認したりしていました。




身体を動かしたくなったので、パソコンから離れると、




主任が出張に行くことを知り、主任がやっていた草取りを引き継いでやることになりました。




20分間草取りをしました。おでこの汗が目の中に入ってきて、




片方の軍手で汗を拭きました。




これから草取りをするときは、おでこに冷えピタを貼らないといけないなと学びました。




上司は、仕事が遅れていても気にしないで、自分のペースで仕事をするようにと言ってくれました。




私はすごくせっかちな性格だから、




こういう状況はとても苦手だけど、




こんなときだからこそ、超せっかちな性格も直していけたらいいなと思いました。




帰るときに、




「月曜日も来てね」と向かいの席の先輩に言われました。



「またドラマの話しようね」と言われ、



「はい!」と元気に返事をしました。




日常が戻ってきて、しいちゃんと一緒にお仕事に行ける生活に感謝の気持ちでいっぱいです。




助けてくれた友だち、職場の人、




支えてくれたたくさんの人への感謝の気持ちを忘れずに、日々を大切に過ごしたいです。




健康に気をつけてがんばりたいです。