しいちゃんは27才の女の子です。
自閉症で知的障害があります。
明るくて笑顔がかわいい女の子です。
しいちゃんの通っている施設で、昨日クリスマス会がありました。
新型コロナウイルスの影響で2年ぶりのクリスマス会でした。
しいちゃんの施設には近くのカトリック系の中学校と高校があって、
高校生の学生さんが来てくれてクリスマス会をしてくれるのです。
職員さんによると、しいちゃんは劇やビンゴゲームを楽しんだということでした。
しいちゃんは数字が読めるから、ビンゴゲームができるのです。
楽しかっただろうなと思いました。
クリスマスカードをいただきました。
心がこもっているなあと思いました。
今日は寄附していただいたお金で、しいちゃんたちは、ケーキとクッキーを買ってもらったそうです。
ケーキは施設で食べて、クッキーを持って帰ってきました。
しいちゃんは一足早いクリスマス会を楽しむことができて、
私は高校生の皆さんの気持ちがとてもうれしいです。
高校生の学校は、しいちゃんの亡くなったピアノの先生の母校です。
しいちゃんに毎年クリスマスカードをくれた優しい先生のことを思い出しました。
しいちゃんはたくさんの愛情に包まれて幸せなクリスマスを送りました。
先生も天国から見ていてくれたと思います。