お弁当の見映えをこのように、
形作って蓋を閉めて終わりという仕事じゃないぞという話。
中に入る おかず 一つ一つを手作りして美味しく仕上げることはもちろんですが、
美味しいお弁当の肝は盛り付けだと思ってます。
一番 顕著に結果が現れるのはご飯 です。
蓋を閉める前にご飯は冷まさなくてはなりませんが
乾いてしまってはだめですよね。
ですから 美味しくご飯を冷ます必要があります。
そのために手間をかけて お弁当の盛り付けをしています。
例えばそういうこと気にせず
ただお弁当の枠に埋めていくだけの作業であれば
ずらっと お弁当箱 並べて そこにおかずを詰めていくだけの仕事です。
でもうちのやり方はそうじゃないです。
今回 大量なお弁当のご注文いただいてますが
一気には作りません。
ご飯もおかずも5回に分けて作る。
つまり ご飯が炊けてから、おかずを焼いたり揚げたりしてから、長時間放置しないということ。
お弁当が美味しく出来上がる いい感じに冷まして盛り付けて蓋をする。
ご飯もおかずも 一気に 作ってしまわない。
例えば1回100個のお弁当を作って盛り付け蓋をして
次の100個のご飯とおかずを準備する。
そうすることでご飯もおかずも美味しい状態で保つことができます。
お弁当 事業をもっと広くやっているところではもっと上手なやり方はあると思いますが、私たちが 大量注文 という規模をこなしながら、一つ一つ食べる人を思い浮かべて、心を込めて作るには、今はこのやり方がベストだと思います。
◯◯◯個のお弁当作る仕事じゃなくて、
「お客様にとって美味しくありますように」
という心を形にする仕事をしよう。