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2012



大晦日までバタバタとした正月飾りと暮れの支度を終えて、新しい歳を迎えた





正月から東北とも考えたが、この1月は少し控える事にした







正月が終ると、また一つ歳をとった





誕生日を気にする歳ではないが、2年前そんな日に始めた募金がまた一年経つ






その年の誕生日の前日



日付を越えての当日





心地好いカウンターの誕生会





俺はこの年の抱負に募金をかかげた(酔)







最初は、どこかの国に学校や子供達にと馴染みの飲み屋で呑んだ勢いで始めた募金



去年は、最初の一年満期と集計して、行き先にどこかのNPOかなにかと探しているうちに迎えた大震災



迷う事なく赤十字に





置いてもらった店のママさん、呑み仲間と相談



俺の活動をよく知るみんなから、今年は支援金にと言ってもらった





思いついたのは、炊き出しの簡易テント



二張揃えるのに充分な募金額





ホントみんなに感謝。




1月後半



スタートはその炊き出しから今年の活動再開!





やっぱり、少し控えるなんてムリ…







………






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12月2週目


岩手から金曜日の夜に東京に戻り、土曜の午前中に家を出て浅草に向かった



暮れの支度直前



今年最後の東北





同業の炊き出しメンバーの一人は、いつも前乗り隊で車を出していたが、さすがにもう都合がつかないと


いつも当日入りの俺が代わって前乗りする事になった






そいつの1Boxと車を乗り換え福島に向かった





今回は炊き出しだけでなく、正月飾りを作るワークショップも行う



正月飾りと言えば俺の本業

ただ今回は今風なリース型にする事になった




用意された部品を代表のイメージを聞きながら試作品を作る




最初の試作にみんな納得してくれて、即決定!



まずはみんなに作る工程を指導






そしてぼちぼち時間



談話室に仮設のお母さん達が集まってきた。





座卓を囲む席いっぱいに多くの方が参加してくれた





初めてのワークショップ



代表の挨拶から俺が紹介された

『今日の先生です!』



えっ!?






そんな訳で皆さんに説明をしながら制作開始!




ほかのみんなは皆さんの補足サポートに廻る





あーだこーだと皆さんと楽しい時間





それぞれに個性のある正月飾りが完成しました





参加してくれたお母さん達もみんな楽しんでくれた





ワークショップを終えてホテルに荷物を置いて福島の街に出る



行き先は調理師会 会長さんのお店




夜に着いたメンバーと合流し、会長さんと共に別の店に向かう




そこでさらに調理師会の皆さんと合流





この炊き出しの前身の福島県調理師会




俺は皆さんと初対面




すっかり顔馴染みの他のメンバーと和気藹々と始まった飲み会





会長さんから、今までのいきさつと自分達に後を託してくれた想い





他の皆さんからもいろんな話を伺えた。




後から駆け付けた今も炊き出しに付き合ってくれてる同世代の酒屋さんと居酒屋さんの二人とは意気投合



今までとは違う酒を交えた時間に、冗談も言える仲間に入れた






翌日には妹も新幹線で到着。



ワークショップにプラスして皆さんに配る分の正月飾りの制作


俺は代表と後をみんなに任せて、もう一つの仮設住宅にワークショップに向かった





子供の多いこちらの仮設では事前の参加予定は一名



不安の中で仮設に到着




すると談話室の中は子供達でいっぱい!



テレビゲームをする少しおにいちゃんに、駆けずり回る小さな子達





もうすぐワークショップの予定時間



とにかく中に入ってみた





『こんにちは~!』



元気に返事はもらえたが、暴れまくる子供達の元気は止まらない!!




とりあえず一緒に遊んでみる!(笑)



この人数が遊ぶには狭い談話室



その中に一人、炊き出しの配布で顔馴染みの方が居た


たぶんこの中のどの子かのお父さん



女の子達にホウキで叩かれ追い回されてる(驚!)



訳もわからず一緒にはしゃいで駆けずり回る小さい子。



ぶつかってこられても気にせずゲームに夢中なおにいちゃん!




外で満足に遊べない子供達の鬱憤が爆発してるように感じた



それでも、大きな子も小さな子も狭い談話室で



子供達も今を解ってるんだと






そうこうしてると、参加者のお母さんがやって来た




さてこの中で始められるのかと思ってると…




『私も作る~!』と、お姉ちゃん



『オレもやる!』と男の子




結局、ゲームをするおにいちゃん以外みんなが座卓を囲み、ワークショップ開始!




今日の小さな参加者に合わせて、説明はより解りやすく



一番小さな子にはちょっとお姉さんがサポートしてくれてる↑



かと思えば、俺の後ろで

丸く編んだシメ繩を頭にかぶり、松の枝を手に、白目をむいてなんかのお祈りしてる男の子(笑)



落ち着きの無い男の子に、飾り付けに夢中になる女の子



右でも左でも多少はヨシッ!



今日のお飾りは自由に!



個性いっぱいの正月飾りが出来ました!






無事に終ったワークショップ




急いでみんなの居る仮設住宅に戻る






今回は牛丼!



うちのメンバーの一人が牛丼屋さんと言う事で



店オリジナルの丼タレで煮込む



店の方で下準備をしてもらったんで調理には時間がかからないけど、ワークショップもあってすでにいい時間





そこへお母さん達が登場!


ほとんどが昨日のワークショップの参加者




実はずっと手伝いたかったなんて言ってくれて





お母さん達には談話室の中でパッキングをお願いしました



さすがはベテラン主婦!



手際が良い!




暖ったかいうちに届けてあげてと、お母さん



子供達の待つもう一つの仮設住宅に先に出前に出る







談話室の前では、夕方まで元気な子供達



家族分を毎回にお配りする炊き出しも、皆さんも心得て配布にかかる時間も短くなってる!



皆さん楽しみしてくれてるのが伝わってくる





でもその分、俺達の滞在時間が短くなってくるのがちょっと寂しいかな





配布を終えて、談話室を閉めた冬空の下



自治会長さんと何人かの方と立ち話




福島市内の寒さや雪


足りない設備も後からいろいろしてはもらってるが、やっぱりねと



なんとなく、俺達に東京から来た親戚



俺達にとっても親戚のおじちゃんとおばちゃん




そんな気持ちになれた







正月飾りを見てあるお母さんが




『この形は宝船だね!』って



思いきで作った形だけど




『そうですね!』と笑顔で答えた





『皆さんが明るく迎えられる正月ではないけど、来年は必ず良い年にする』

と言った自治会長さんの言葉が嬉しかった







東京への帰り道




いつものように代表に喋りまくる俺





『やっぱりワークショップもっとしましょ!』




『子供祭も暖ったかくなったら絶対に!』





今俺には、お母さん達、お父さん達、子供達とやりたい事がいっぱい!






本当は皆さんを差し置いて、今回は俺が一番楽しかったのかな…








………




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3/11 13.3キロ

川の駅 よこた~陸前高田 上長部



この日も遠野まごころネットから一般ボランティア10名の参加

遠野市からは遠野ウォーキング協会47名の方も一緒に歩きました



横田から少し歩くと津波の被災地に入りました



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俺が初めて来た時の仮設住宅。
その向かいの畑でお母さんが育てた向日葵が俺のプロフ写真です



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過去の津波の記念碑



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上長部入口に皆さんの出迎え



無事に参加してくれたみんなと到着



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上長部に建てられた記念碑の前 14時40分頃



最終日、陸前高田市内の写真はあまり撮りませんでした。



通いなれた道を自分の足で歩き、そこで見た今は自分の目におさめました。



5日間、共に歩いた仲間。応援してくれた仲間達。
参加してくれた学生達。

新しく知り合った方々。
blogを見てくれてる皆さん。



本当にありがとうございました!



この日歩いた陸前高田の道は、合同慰霊祭に向かう車で混雑してました。


渋滞の中、車の中から喪服を着た女性に声をかけられました。



『どこまで歩かれるんですか?
ありがとうございます!
頑張って下さいね!』と



想いをつながる事を目的と歩いた5日間



みんなの想いを被災地に届けられた気がしました。



被災地で迎えた14時46分



全ての活動が終るまで、俺は東北に通い続けると誓いました