どもです、そーしゅんです。

今回は過去に存在したモータースポーツと現代のモータースポーツについて。



過去に、「シルエットフォーミュラ(以後、SF)」というGTレースがありました。

車両のレギュレーションは至って単純。





「市販車の形を残していること」。


今だったら「えっ?」ってなるレギュレーションですよね。

現代はカナード禁止だのルーフは残せだのうるさいですからね。


$Voc.たちの奮闘記‐高校編‐

参考画像、SF、ランチアストラトス


ライトの固定型換装は空力的に欠かせないチューニングですね。

そしてワイドボディにアンダーカット。まさしく現代GTカーですね。



そして現代の代表はもちろんこのシリーズでしょう。

$Voc.たちの奮闘記‐高校編‐

「SUPERGT GT500(以後SGT)」です。

SGTの前身は全日本GT選手権、略してJGTCです。

JGTCの時代はどちらかというとグループA寄りでした。

ボディはほとんどノーマル。GTウイングもありませんでした。


そして初めて国外戦を開催、名前から全日本を除き「SGT」に。

それとほぼ同時にGTカーが飛躍的に加速していきます。


今となっては市販なんてどこにもないですよね。

まさしく「シルエット以外フォーミュラ」つまりSFですよね(笑)



何が言いたいかというと、純粋なGTカーレースが少ないということですね。

日本にもWTCCのようなレースがあればいいのに...













....ありました。

スーパー耐久、通称S耐です。

$Voc.たちの奮闘記‐高校編‐

ホントにこのレース、レギュがきついんです。

「・エンジンの改造範囲は極端に狭く、基本的に純正+αが維持される。市販車両に対し
  エンジン型式や排気量の変更は禁止されている。
 ・エアクリーナーボックスからエンジンまでの吸気パーツ、および
  エンジン直後のエキゾーストマニホールドは、純正品に最低限の加工を
  行ったものしか使用できず、スロットル径の変更なども認められていない。
 ・サスペンションは、ダンパー、スプリング、スタビライザー及び
  ブッシュ類の変更のみ。市販車両に対し異なる
  サスペンション形式への改造や、純正品以外のアーム類への変更は
  禁止されている。
 ・車体の加工は、安全装置やレースに不可欠な装置
 (無線機器など)を取り付けるためにやむを得ない、最低限の加工以外は
  全て禁止されている。
 ・外装パーツの変更は、空力パーツの装着が認められているが、市販品
 (一般消費者が普通に購入できるもの)に限られ、特注品や「著しく高価なもの」
  は禁止されている。」

とのこと。

つまり「車検通る車で戦え」ってことですね。

S耐参加車両はGT3カー以外は全部乗って帰れる車ってことですねww


SGTの影に隠れて衰退の一途をたどっていますが、

日本車復権の機運はS耐にあり!そう確信しています。


まぁ。今回はこのへんで。ばーいヽ(・∀・)ノシ