今日も激痛。

もう限界。

ベッドへ来た先生に、手術お願いしますと言った。

とうとう痛みと辛い治療に私は負けた。

あんだけ我慢しますって言ったのに。

頑張りますって言ったのに。




先生:

『そりゃそうよ、イレウスの痛みを3日も4日も我慢するなんて。

じゃあ早速ね、手術の予約するけんね。

2時間後くらいには始めるけん用意しとってね。』



ひまわり:

『先生お願いがひとつだけ。

またあのイレウス管を鼻に通すんだったら、

私が麻酔で眠った後にしてください。』



のような話を蚊の鳴くような声でしたような記憶。




後で知ったが、

イレウスを放っておくと、細胞が壊死し、

何日も痛みに耐え続けると口から食べ物が入らないため

栄養状態も悪化の一方。


症状が軽いうちは、絶食と内科的治療(減圧)のみでで済むらしいが、

私みたいに悪化する一方だと緊急に手術が必要らしい。

もっとひどくなると切除しなければならなくなって、

人工肛門をつけなければならないらしい。



痛みをこらえて手術の準備を少しずつ。

今回は浣腸も無し。

これが緊急手術ってもんなのかぁ。

爪切りと血栓を予防する長いキツイ靴下を履いただけ。


その後すぐベッドのまま手術室へ移動。


背中に刺す本麻酔の針も正直怖かったけど、、、

アレ?痛くない。

おなかの痛みのほうが勝っていたのか・・・

それとも先生の腕が良いのか・・・


すぐにガスを数回に分けて吸わされて、3回吸ったのは覚えてる。

あとは覚えていない。

無事に深く眠ったようだった。












名前を呼ばれて目を開けた次の瞬間、まだ手術室だった。

手術は終わっていた。





あ~っ!もう痛くない!これで助かった!!





すぐにベッドごと外科病棟へ戻った。

ナースステーションのすぐ隣、術直後に入る処置室へ。


ここでもうつらうつら・・・


眠っては目が覚め、を、、、、、、、繰り返す。

看護師さんがしょっちゅう様子を見に来てくれる。

本当に天使に見えた。


もう入院も、腕にぶっとい針刺されるのも、お腹切られるのも、

慣れっこになってしまった。

あんなに辛い思いしたんだもん、この先怖いものなんてないくらい。


その時の私は

もうあの時の激痛に耐えなくてもいいんだという

安堵感、

痛みと戦い抜いた後の、この上なくひどい

脱力感、

疲労感、

そんな感じ。





母が言っていたけど、

先生がお腹を開けたら、私の腸は捻れていたらしい。

その部分を切除したんだって。











やがて日が暮れ、夜になり、消灯。


麻酔はまだしっかりと効いている。

痛みがなくなったら急激にお腹が減ってきた。


夜に見た夢は・・・

一回目ハンバーグを食べている夢。

二回目回転寿司屋さんに駆け込む夢。

三回目ファンタオレンジをがぶ飲みする夢。


体って正直やな。笑。。。