トリマーを辞めてから、すぐ
ひょんなことで
東京に短い間、住んでいた。
『住んでいた』んです。
それも渋谷のど真ん中。
109本店が見下ろせる一等地。
窓が開けれない
友達もいない
息苦しい
自分の自由な時間が見えない日々。
あんなに
衝撃的で、
刺激的で、
私にとっては、非・日常的なはずなのに・・・
思い出そうとしてもあんまり思い出せない。
不思議な不思議な日々。
昼間は
美帆ちゃんと一緒にいることが多かった。
現実だけど、
夢みたいな日々だった。
アトピーの美帆ちゃん、
カメラ映りが悪くなるからって、代表が。
群馬の水を汲んで来い、温泉に浸かって来いって。
ポンと10万円の旅費をもらって
群馬の温泉に二人で行ったよね。
ホントはあん時、あのまま逃げたかった。
これから住む世界の大きさが怖かった。
とんでもない人に出会って、
とんでもないところに来てしまった。
でも福岡に帰ろうとしなかったのは
なんで・・・・かな。
美帆ちゃんがいたからかな。
美帆ちゃん、
元気?
ごめんね。
先に一人で帰っちゃって。
あん時はその世界が大きすぎて、
不安で不安で仕方なかったんよ。
美帆ちゃん、
今、何してる?
連絡くれたら
嬉しいな。