「ふぁ~あ・・・よくねた~」

くまのくまごろうはまだ年も明けたばかりだというのに、あまりの陽気のよさに誘われて目を覚ましました。

「エルニーニョ・・・」

くまのくまごろうはそうつぶやくとすかさず立ち上がり旅の準備を始めました。

くまごろうの体ほどもある大きなかばんに荷物をつめていきます。

「はちみつ、黒パン、白と黒のまだら模様のシャツ、書きかけの手紙、雨よけの茶色いカッパ、ベルボトム、アイポッド、

ジャイアンツのマークの入った野球帽、それからそれから、とにかくたくさんの荷物を詰め込めるだけつめてしまりきれなくなったかばんを最後はくまごろうの体重をかけて、バチンッ、バチンッとカギをかけました。」


急いで朝食をすませ、さあ出発です。