大腸癌に負けて

1人で逝ってしまった旦那を

思いながら


旦那の母親は

胃癌の末期で余命をつげられた。

3ヶ月から半年、

年単位の 

生存はあり得ませんと

言われた。


でも義母は

奇跡を起こし、その後

7年も元気で生きました。

ある日病院の定期検診で

CT画像から

癌細胞が消えたんです。


義母には余命僅かとは

知らせてませんでした。

疑ってはいたかもですが

飲む抗癌剤を服用して

ました。


副作用も辛かったときも

ありましたが

奇跡を起こした人でした。


常に前向きで

心のキレイな人でした。

だから?


その後7年が経ったね〜と

言ってた矢先に

元気さ余って、脚立に上って

何か作業をしょうと

して

さすがに80代過ぎて

いくら元気でも

バランスを崩して脚立から

頭から落ちて

首の骨を折り即死でした。


救急車を呼び

心臓マッサージで蘇生は

したのですが

ドクターヘリも呼んだの

てすが

間違いなく脳死している

との医師の判断で

そのまま救急車で大きな

病院に運ばれ

CT検査で脳死していました。



その数時間後

静かに息を引き取りました。

でも胃癌で

手の施しようがなかった

義母は

胃癌を克服しました。


私も旦那に、その息子だから

奇跡が起こることを

願ってました。


とても心根の優しい

夫にも

神様は奇跡を起こして

くれるのでは!?と

願って止みませんでした。


でも奇跡は起こらず

医師の余命宣告通り

旅立ってしまいました。


早過ぎる別れ。

あきらめ切れません。

でも

現実は私を置いて旅立って

しまいました。


誰よりも私を理解してくれて

守ってくれて

かけがえのない人を

失うと言う事は


本当に辛くやり切れません。


これから先

私は心の底から笑う事は

ないのだろうと

1人は寂しい。


つまらない。

何の楽しみもない。


病気になっても

気遣ってくれる人も居ない。


孤独死とか認知症とか

そんなマイナスの事ばかりが

頭をよぎります。



この世界で相変わらず

迷子になった子供の様に

何とか生きてます。