毎日暑いですね。
昨日は整形外科の診察日だったので痛い腰をさすりながら病院に行って来ました。
「ようすはどうですか?」と聞かれても「痛くてたまりません」と言ってしまう。
先日の骨密度測定の結果から私は骨密度が低いので注射で治療することになった。
その注射はランマークのようなもので量はランマークの約半分。
その治療は歯に影響するので事前に歯科の診察を受けなければならないそうだ。
うちの近所の歯科は二階でエレベーターがなくて長い階段を上らなければならず、しんどいので通いたくない。理由を説明するとこの病院に歯科があるのでそこを受診することになった。
来週に予約を入れてくれた。
ランマークは顎の骨が壊れる恐れがあることはだいぶ前に小冊子をもらって読んでいたので知っている。
近所の歯科で虫歯の治療を受けに行った時に親知らずの抜歯手術をやや強引にすすめられ、乳がんでランマーク注射を受けていたことを話すとランマークは中止してくださいと言われた。抜歯手術は必要無いし痛みも薬で治ったしそれからそこの歯科には行っていない。
もうランマークは1年以上やっていない。だから骨が弱くなったのかも、と整形外科の医師に言われた。
ランマークは高額で14000円くらいする。今度の注射はいくらなんだろう。
それからコルセットのサイズが合わなくてきつくて痛いと訴えたら隣のギブス室に案内されマジックテープの部分を調整してくれた。
胸に当たる部分はタオルを当ててくださいとのこと。
ハンドタオルだけでは間に合わずフエィスタオルを当てることにした。
代金の精算だが息子の会社の健保組合に「療養費支給申請書」を提出すれば保険適用で戻ってくるので用紙を会社の総務からもらわなければいけない。
手間がかかる。
息子は自分の口から正確にうまく説明できるか分からないので私がパソコンで申請用紙の送付依頼の手紙を書いた。
普通はどこの支店にも総合事務所があり、人事、厚生などの手続きはやってくれるが息子の話によると総務は本社しかないので全部送達カバンで本社の総務に送るそうだ。
会社の話をすると息子はすこぶる機嫌が悪くなる。
最初のうちは人間関係も良さそうだと言っていたのに店長かその次の人かが冷たくて何か聞くと「人に聞く前に自分で考えろ」「自分で探せ」「自分で考えてやれ」「人がやるのを見て覚えろ」となんでも自分でやれと昭和の時代の発想だ。
本社で研修も受けずいきなり現場に立たされ右も左も分からない人にこの仕打ちだ。
まだ入社したばかりの新人なのに、何処になにがあるのかも分からず、機械の操作も分からず、本社との連絡方法も分からないのは当たり前だ。
私も派遣で色んな会社に行ったがFAXの用紙の補充やコピーの取り方もそれぞれ機種が違うので分からない。その都度、近くにいる人に聞いて教えてもらった。
新人には親切に教えないと今の人は直ぐに嫌気がさして辞めてしまう。
マニュアルもなくて人がやっているのを見て覚えるなんて昭和の時代ではない。
たぶん今の上長は職人気質の古いタイプなんだろう。
息子は店長店長と呼んでいるが店全体の店長ではない。その部門だけのリーダーで大手スーパーで言えば班長だろう。
ショップで言えば店長かも知れないが4人しかいない部門の班長だろう。
人を育てるとか人材育成とかのノウハウも習っていない人なのだろう。
その人が人事異動でどこかに行くのを待つしかない。
昨夜、11時半ごろ息子の部屋からまた大声で「ああっ!」とか叫んでいる声が聞こえた。
11時には部屋の灯りが消えていたので寝入りばなのレム睡眠だろう。
またストレスによる睡眠時驚愕症が始まったのかと可哀そうだった。
昨夜はまだ軽い症状で一言だけ叫ぶと静かになった。
酷い時は大声で何度も叫びベッドや壁を叩き、起き上がることもある。
どうしたの?と様子を見に行くと「怖い夢を見た」「殺されそうになった」と怯えていた。
それは何年も前である。
今年になってからは退職が決まり前の会社の人に飲み会に誘われ通算4回は参加したがその夜にあった。
3回目か4回目か割と早く帰宅したが機嫌が悪く何も話さず自室に入ったが夜中に大声を出した。直ぐに収まり私も起き上がらずそのまま寝たが気になった。
本社の人に悪口とか嫌味とか言われたのだろうか?
たぶん妬みはあると思う。
本社の店長が先にヘッドハンティングされ退職の手続きに入った時に社長から罵倒されたらしい。そのすぐ横のスペースの休憩室で大声が聞こえたので、あんなに長年会社の為に尽くした人も辞める時はお金のことや散々言い合ったらしい。
他の社員も店長が辞めたら余計な仕事が自分たちに回ってくるし休みが少なくなるし、店長は優良顧客をたくさん抱えていたのでそのお客さんたちがよその店に流れたらボーナスどころか給料もダウンするかもしれないと言う不安で店長を身勝手だと非難した人もいたらしい。
うちの息子も繁忙期を前に辞めたので残った人たちにはシフトの負担がかかり面白くない人たちもいたのだろう。
本店の元店長とは頻繁に連絡を取り合って親しくしているが残った人たちに誘われるということは嫌味を言われるのを覚悟しなければいけない。
みんな本心は会社を辞めたいのに環境が変わるのが不安なのだろう。
中年になって転職するのは勇気がいる。いくら同業で経験者でもその店によってやり方や考え方が違う。
息子もそこを悩んでいるのだろう。
仕事をし、家族を養う人は本当に大変だ。