広重作 「東海道五十三次」と「名所江戸百景」の存在は知っていたが、
じっくり手に取って鑑賞したことはない。ときどき商品の付録としての
東海道五十三次のミニカードを目にしたことはあるが・・・・。
先月広重に入り込んでいる友人から、上記本への紹介があり、早速購入した。
いずれも、全シリーズがまとめられており、しかも一作一策に編集者の
解説が事細かい記述ありで、次のページを開くのが楽しみ・・・・・。
広重の創作意図が、手に取るようにわかり、広重の創造力‣想像力・構成力などの
素晴らしさを知ることとなった。
また、「名所江戸百景」では、往時の場所と現在の場所を写真にて比較している
編集には、興味がそそられ、現地へ出向いてみたい心境にかられる次第。
友人によると広重の記念館が都内にあるとのことで、すでに訪れているようだ。
現物は、思ったより小さいサイズで描かれているらしい。
縦22cm 横35cmほどらしい。意外と小さいサイズだということを
教えてもらいましたが、今からでも訪れて現物を鑑賞したい心境である。
すっかり広重の版画制作力に魅了させられている。