④現状の受け入れ
元気な時にはアクティブに動いていたので、中枢梗塞で倒れてもう9年になりますが、元気な時を忘れることが出来ません。
なんでこんな身体になったのか、脳外科の先生は運が良かった、中枢梗塞は7割が意識が戻らず、意識が戻るのは3割ほどですというけど、死んだほうがまだましだった。
左半身は機能麻痺の感覚過敏で頭の中や顔面は特に痛みが激しく、まるで熱湯をかけられたような痛みです。
その痛みが強くなったり弱くなったりと波のように押し寄せます。
右半身はかろうじて動くものの、痛みと温度がわからないという感覚異常で、ものを持ったり握ったりするのはまるで薄皮を張ったような感覚です。
手術用の手袋より少し厚い位の手袋をしているようの感じです。
寝たきりだと筋力は低下して痙縮が起こるので、自分で自主トレをして少しでも長く動くようにしています。
週に1回1時間の訪問リハビリでは現状維持もしくは緩やかな筋力の低下のような気がします。
身体はものすごく辛いけど、自分でやるしか維持出来ないでしょうから、やるしかありません。
幸いにして9つの病院の理学療法士、作業療法士、言語聴覚士の方と相談して来た蓄積があります。
現状に負けないように、頑張ってもう一度最初から自主トレのやり直しです。
気持ちで負けないで、いい意味で現状を把握したいと思います。