先日、あげた記事☆6つの『こ食』☆ の続きです
『孤食』…1人でごはんを食べる
『個食』…同じ食卓にいても、それぞれが違うものを食べる
『粉食』…ラーメン、うどん、パスタ、パンなどの粉を使った主食ばかり
『濃食』…味付けの濃いものばかり食べる
『小食』…食べる量が極端に少ない
『固食』…自分の好きなものだけを固定して食べ続ける
じゃあ、これらを続けて行ったらどうなるのというお話です
『孤食』
「家族団らん」食事時には皆がそろう
という事が減ってきた現代
核家族が増え、共働きが増え、少子化は進み
塾やお稽古に通う子供達
親の残業や、通勤時間の増加など
様々な原因で家族間にできた『時間差』
そんな中、子供だけで食事をしていると…
好きなものだけを食べるので栄養バランスが崩れ
生活習慣病の原因にもなる
孤独な食生活が子供の精神面での成長に影響する
食事のマナーを教える人がいないという事になります…
8歳までに、しつけると良いと言われている食事のマナー
「いただきます」「ごちそうさま」や正しいお箸の持ち方も
教える人がいなければ、当然できない子供になってしまいます
最近の子供は「ばっかり食べ」(1つのおかずをずっと食べ続けて
それが終わると次のおかずに行く)をするため、
和食の基本である『三角食べ』ができないのだそうです
口中調味とも言われるこの伝統的な食べ方ができないと
日本人の繊細な味覚を失い
味の深みや幅を広げる事ができなくなるのだそうです
『個食』
お父さんは、焼き鳥とビール
お母さんは、パスタ
子供は、ピザ
それぞれが、好きなものを食べるバラバラ食
好きなものだけを食べるから栄養も偏り、
好き嫌いは増え、協調性がなくなったり、わがままになったり
『粉食』
パン、ピザ、パスタなど粉を使った主食ばっかりを食べていると
お米を食べるよりもカロリーも高くなりがち
おかずも脂肪が多くなって栄養も偏りがちに…
『濃食』
加工食品など出来合いのものばかりを食べていると
どうしても濃い味ばかりを摂る様になって
塩分も糖分も摂り過ぎることに
カロリー過多で肥満にもなりやすいし、味覚も鈍ってしまう
『小食』
いつも食欲がない状態で少ししか食べないため
発育に必要な栄養も足りなくなり
気力も続かないので無気力な子供になってしまう
『固食』
自分の好きなものだけを固定して食べるので
栄養はもちろん偏るし、わがままでキレやすい子供になったり
肥満や生活習慣病にも直接的な影響が…
こんなに事が起きているのだから何とかしなきゃっ
って思わなきゃいけないのは…
子供… じゃなくて、大人 ですよね…