APOLLO 世田谷区 下北沢  

 

(直近)訪問日   2018年5月

最寄り駅=京王線 小田急線 下北沢駅

営業状況  〇営業中

 

*紹介本  「白鍵と黒鍵の間に 銀座編」

       南 博 著

       出版社=小学館 2010年初版

 

〇前回紹介の「はやし」の地下にありましたが、昼間に「はやし」に訪問しても、「アポロ」には、気付かないでしょう。それほど、地味な店作りで、移転前のピット・インを思い出します。

 

 ピアニスト 南博さんのライヴでした。訪問当日は、両店を梯子したと思います。

 

 南さんを最初に知ったのは、紹介本でした。たいそう面白く、「こんな面白いことを書く人だから、演奏もさぞかし面白いに違いない。」と考え、ご本人のピアノも聴いてみたくなりました。一度、中野「Sweet・Rain」や代官山のお店で聴いたことがありましたが、中野は、ベースが前面に出た演奏、代官山は歌伴でしたので、もう少し、ピアノ中心にした演奏が聴きたいと思っていましたところ、ここのピアノ・トリオを見つけました。ただし、リーダーは「社長」と呼ばれるギター奏者でした。

 

*紹介本 

  紹介本により、初めて、著者がプロのピアニストであることを知りました。

続編も含めて滅法面白いのですが、特に最初の銀座編が印象に残っています。当人にとって、この銀座時代は、生活のために死に物狂いだったと思いますが、時代を経て、私のような他人が読むと、不謹慎ながら、誠に痛快な内容であります。

 

 続編に、「鍵盤上のUSA アメリカ編」及び「マイ・フーリッシュ・ハート」があります。

 

*店舗前

 

*紹介本