カーボ  宮城県  仙台

 

(直近)訪問日 2016年10月

オーナー=遠藤さん

最寄り駅=地下鉄南北線 広瀬通駅

営業状況  〇営業中

 

*紹介ディスク 「Something Warm」

        オスカー・ピーターソン

        レーベル=ヴァーヴ盤 1961年録音

 

〇私が仙台在住時代から存続しているお店で、「COUNT」と共に、一番古い老舗です。その「COUNT」とは歩いて30秒程度の距離です。

 一度、読売新聞の地方版に載ったことがあります(写真)。

 

 記憶に残訪問中の途中で、お坊さんの団体が、制服(今朝)姿で現れました。途中で、お坊さんの団体が、制服(今朝)姿で現れました。うも、同業者の会合があったらしく、その終了後に寄ったようでした。住職には、結構ジャズ好きが多く、境内を演奏に提供した例も聞いたことがあります。下駄ばきのまま足を揺らすので、喧しいことこの上ありませんでしたが、ご本人たちはかなりスウィングしていました。そういえば、下で紹介する毎年9月に開催されている定禅寺ジャズ・ストリート・フェスティヴァルも、まったくの偶然ですが、「寺」の名前がついていますね。

 

②  2つ目。

 別訪問時でした。店内でそばを作っていました。

何でも先生に習っているとのことで、ちょうど完成真際だったので、会費を払い、そのまま完成品の試食会に参加しました。素そばではなく、天ぷら等もありましたので、豪華な試食会でした。腹が満たされた頃、ライヴ開始時間になり、そのまま聴きました。その時は、セロニアス・モンクの曲をピアノレスで演奏するバンドで、なかなかの力演でした。

 

*紹介ディスク

 お店がジャズ批評社刊「ジャズ日本列島」(1986年発行)に、思い出に残る1枚として掲げたディスクを紹介します。 

 

 1961年7月27日及び8月6日、シカゴのロンドンハウスにおけるオスカー・ピーターソンのライヴ盤の1枚で、後に5枚組のコンピリートCD盤が出ました。

 

 参考までに、4枚のLP名を掲げます。

(1)「The trio」

(2)「The Sound Of The Trio」 

(3)「Put On A Happy Face」

(4)「Something Warm」(今回紹介ディスク)

 

 オスカー・ピーターソンとビル・エヴァンスは。好対照な存在としてよく比較されますが、好き嫌いだけでいえば、私は断然オスカー・ピーターソン派。何しろ絶えずスィングする感触がたまりません。しかし、日本では、何故かビル・エヴァンスの人気が異常なほど高く、オスカー・ピーターソンは到底かないません。ジャズ店におけるお気に入り盤でもマイルス・デイヴィスと共に群を抜いています。

 

 さあ、もっとオスカー・ピーターソンを応援しましょう!

 

*定禅寺 Jazz Street Festival(HPより抜粋)(写真)

 1991年「本来音楽は野外でやるもの」という概念のもと、音楽家、商店街の店主、定禅寺通りの街づくりを担う人々が集まり、実行委員会を立ち上げ、1991年の9月に定禅寺通りと東一番町通り、勾当台公園で、参加バンド25グループ、ミュージシャン150人、9ステージで第1回を開催、5,000人の観客が集まりました。

 

 以降、毎年9月に開催される定禅寺ジャズフェスは、秋の仙台の風物詩として市民に愛され成長を続け、2000年の第10回からは9月の第2日曜日と前日の土曜日の二日間開催へと規模を拡大されました。東日本大震災が起きた2011年は、全国の皆様からのあたたかいご支援を受けて第21回を乗りきり、音楽を愛するすべての方々に支えられ、フェスティバルの歩みを進めて来ました。

 

 

  *店舗入り口

 

    *紹介ディスク

 

    *新聞 掲載記事

 

    *定禅寺JF