見上げた空にちぎれ雲

 

  

        見上げた空にちぎれ雲

    青い空に ぽかり ぽかりと

            白い綿を無造作に

    ちぎったように それぞれの形

            いつの間にか

    一つの大きな雲に合流して

    あっという間のちぎれ雲だった

    一人では小さな一歩でも

    みんな 力が集まれば  

    大きな 力となる様な

    人間社会の一面にも似て

    雲の動きの変化に

    心感じた 朝だった