「喪失の好敵手2020」④「抱いていたもの」1 | 言葉を極めたい 文矢達林のブログ

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元八重葎の集団との決着のための準備を進めていた中、真壁はある人物の名前を出した。

「佐薙がどうしているか?気になったんだよ」
「佐薙をこっち側に加えたいとあたしも考えていたけど」
「すんなりとは行かないくらい、苦しめられたからな」
「佐薙とはもう闘いたくない」
「それが本音か?」
「本音の方が強いよ、那賀とも決着付けなきゃ、本当に今までの闘いは終わったことにはならないからね」
「まずは、八重葎が残した問題に決着付けないと行けないか」
と2人で話していると、仲間の1人が現れた。

「真壁さん、誰か来ました」
「敵なら追い返せ」
「いや、それが」
「ああ、俺の知り合いか」
「まさか、佐薙さんが」
「佐薙なら通してくれ」
「わかりました」
と佐薙を通すと、2人は佐薙と早速話を始めた。

2020④2に続く