東京で小児科医院をされている
小児科医 真弓定夫先生の生きざまの映画を観に行きました。
「薬や注射に安易に頼らない。
診療を対処で終わらせない。
医者は患者の“病気にならない体つくり”
に全力を注ぐべし
医者は 患者ゼロで廃業になることを
目指すべし」
とパンフレットに載っています。
私は子供がまだ小さなときに
真弓先生の本に出会いました。
真弓先生は小児科医でありながら
薬や注射は医院にはなく
薬に頼るのではなく
元々治る力がみんなあるんだから
その力を引き出す
病気にならない体作りを長い時間かけて教えていく小児科医です。
その真弓先生の生きざまのドキュメンタリー映画が大阪であると聞いて
早くから前売り券を申し込んで楽しみにしていました。
映画の内容は素晴らしく、何度涙が出てきたことでしょう。
まだ頭で整理できてないところもありますが
心をぐっとつかまれました。
映画では
実際に真弓先生がどんな暮らしをしているのかも隅から隅まで追っかけてました。
人間は野性動物に一種であると考え
四季を通して冷暖房は使わない。
昨今、体温が低くなってる子供たち。
真弓先生の考えを芯にしている
保育園の子供たちは、平均体温は37度。
熱、咳、鼻水、くしゃみ、発疹
症状が外に出ることは怖くない。
怖いのは、
症状が外に出ないことと、押さえてしまうこと。
それは私もずっと思ってきたことです。
これらは映画のほんの一部です。
映画を観て思い出しました。
私は我が子を抱っこしてまず思ったことを。
「いつか私はいなくなるときに子供たち残せるとしたら自分で治せる強い体。」
お金に余裕はなかったので教育は公立で
でも強い体は財産だ、母親がしなくてはと思ったのです。
まだまだ勉強ですが
そろそろ若いお母さんに伝えていく機会をつくろうかなと思っています。
一緒に行った13歳の娘は
何を感じたでしょうか？
これからの治療人としての人生に
影響を与えられた日になりました。
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