委員長は大忙し 5 | 瑠璃色の地球(ほし)の青宝玉

瑠璃色の地球(ほし)の青宝玉

大野君に魅せられ、重症サトシックのおばさんです。
年甲斐もなく智愛叫んでます。
お名前をお借りして腐小説を書いています。
ご理解いただける方のみお入り下さい。

男性の方のご入室はご遠慮下さい。

鮫爺の家での打ち合わせ

(どっちかというと遊びに行ったみたいですが)

お昼前に櫻井さんがやってきて

全員でお昼を頂きました

 

「王子が拗ねてるみたいだよ(笑)」

 

櫻井さんが冗談ぽく言った

(拗ねているのは間違いない様子)

 

今回は大きなイベントがないため

王子はお祭りに招待するつもりでいた

その為、まだ会いには行っていない

 

「おうじには しょうたいじょうを

 だすつもりだっちゃの ・・・」

 

戸惑った顔で口を尖らせ

お兄ちゃんの顔を見上げた

 

「今回は大きなイベントがないので

 王子たちには当日遊びに来ていただこうと

 考えていたんですが

 拙かったですか?」

 

お兄ちゃんも困惑した顔で櫻井さんに聞いた

 

「王子って意外とお祭り好きなんだ

 普段は公務が忙しいから

 こう言う機会に息抜きをしたいんだよ」

 

櫻井さんの言葉に

首を傾げるさとち

 

「いきぬき?」

 

ちょっと難しい言葉は

説明して貰わないと分からない

 

「うん、疲れちゃわないように

 ゆっくりしたいんだ

 さとし君からのお願いは

 エルフの国からの要請

 つまりO国にとっては最優先事項だから

 大手を振って日本に来れる

 それが王子の夏休みとなる」

 

「ほえ~ おうじのなつやすみなんじゃ ・・・」

 

無門の説明に頷きながら

そう言うことかと理解する

 

「じゃったら おてつだいおねがいちないと」

 

「その通りじゃ

 遠慮されると寂しくなるからな

 会いに行っておやり」

 

「わかっちゃの~

 おにいちゃん 

 おおちゃんにおねがいする!」

 

善は急げとお兄ちゃんにせがむさとちに

無門が笑みを浮かべながら

 

「ふふ さとち君が木の電話を使えば

 直ぐに来てくれるよ

 大ちゃんには王子が連絡済み

 向こうでスタンバイしてるはず」

 

既に王子の方が手を打ってると

教えてくれた

 

「いましゅぐ?」

 

無門と櫻井さんと鮫祖父ちゃんが大きく頷く

どうやら王子から

櫻井さんに連絡があったようだ

 

「わかっちゃの~」

 

お兄ちゃんに連れられて

鮫祖父ちゃんのお庭の

O国に繋がってる気に向かって叫んだ

 

「おうじ~ きこえてましゅか~

 やまのひまつりのおてつだいを

 おねがいちます!

 さめちゃんのおにわでまっちぇるの~」

 

可愛らしい声で叫ぶと

いきなり木が光りだして

人が通れる空間が出現

そこから ・・・ ぞろぞろと人が出てきた

 

「ちびちゃん ひさしぶりだね

 何時、声が聴こえるか

 ずっと待ってたんだよ

 お手伝いの件は引き受けたよ

 侯爵、マサキ、カズナリ、そしてマツモトも

 一緒に来たから

 扱き使ってやってね」

 

侯爵もにこやかな顔で嬉しそうに

 

「数日前から行く準備をして

 待ってたんだよ

 今年も手伝えることになって

 マサキもカズナリもマツモトも

 大喜びで来たんだ」

 

5人様の荷物を見て

お兄ちゃんは目を丸くした

 

「きょうから さめちゃんちにいるの?」

 

「ああ、そうだよ

 鮫ちゃんがいつ来ても良いって

 言ってくれてるから

 お言葉に甘えることにした」

 

王子は満面の笑みを浮かべてさとちを抱っこして

荷物を運ぶように目配せをする

 

「チビちゃん、楽しいお祭りにしようね」

 

マサキはさとちの頭を撫でて

にっこり笑う

 

「さとし様、今日からよろしくお願いしますね」

 

スーパー執事のカズナリもかなり嬉しそう

 

「は~い おねがいちます」

 

「何でも言ってくださいね

 一緒に準備しましょう」

 

秘書のマツモトもやる気満々で笑みを浮かべた

 

「ありがと~

 みんなでつくるの~

 おにいちゃん、すっご~くうれちい!」

 

強力な助っ人軍がやってきてくれたので

さとし君は上機嫌です

 

「皆さん宜しくお願いします」

 

お兄ちゃんもホッとした表情を浮かべました

 

「王子、侯爵、マサキさん

 カズナリさん、マツモトさん

 お待ちしていました

 お部屋の用意は済んでますので

 お荷物を置いたらリビングにお越しください」

 

「無門様、お世話になります

 それでは荷物を運んだら

 そちらにお伺いいたします」

 

荷物を運ぶのは王子以外

侯爵も運びます

何故なら彼が一番荷物が多い

 

4人が荷物を運びに行き

残った四人で家の中に向かう

 

「画伯と長が来るって

 ポスターと団扇が出来たから

 見て欲しいって」

 

「きのう おねがいちたのに

 もうできちゃの?」

 

「さとし君からOK貰ったら

 直ぐに作り始めるって」

 

どっちも確認をとらないと

作ることが出来ない

実行委員長のお仕事です

 

 

 

 

 

 

<続きます>

 

暑い日が続きますね

既に夏を経験した感覚になってて

まだ八月の上旬?と

体が悲鳴を上げております

水分補給を小まめにして

熱中症対策をしましょう!

皆様、ご自愛くださいね

 

やまの日まで

1週間を切りましたね

進み具合を見ながら

間に合うか?と

危機感に襲われております

(毎年の事なんだけど)

熱いと頭が回らない💦

 

お手伝いを希望してくださった皆様

次のお話で担当を発表します

どうぞよろしくお願いします

 

 

yayosato