fairyフェス フィナーレ | 瑠璃色の地球(ほし)の青宝玉

瑠璃色の地球(ほし)の青宝玉

大野君に魅せられ、重症サトシックのおばさんです。
年甲斐もなく智愛叫んでます。
お名前をお借りして腐小説を書いています。
ご理解いただける方のみお入り下さい。

男性の方のご入室はご遠慮下さい。

シークレットライブも終わり

fairyフェスはフィナーレに向かいます

さとちとお兄ちゃん

無門、風ちゃん、カンちゃんがステージに登場

 

「Wonderful Smile fairyフェスティバル

 全てのパフォーマンスが終わりました

 個人的にシークレットライブが凄すぎて

 終わってほしくない気持ちでいっぱいになりました」

 

今回の演出、構成を担った

無門が最初に口火を切ります

 

「奇跡の瞬間に立ち会った全ての人が

 そう思ってると思うよ

 俺たちも頑張らないとね」

 

風ちゃんの言葉にカンちゃんも頷いて

 

「一瞬も見逃したくないと思った

 フェスが終わって欲しくないなって

 それもみんなが思ってるんじゃない?」

 

会場に向かってマイクを向ける

 

「終わって欲しくな~い」

 

会場からの答えを聞いて

5人が満面の笑みを浮かべる

 

「さとし君

 今回のイベントの名前にあるように

 この会場にはWonderful Smileが溢れてたね」

 

お兄ちゃんの言葉に大きく頷いて

 

「うん、いっぱいさいちぇたの!

 えがおのおはな ・・・

 もうおわっちゃうね」

 

ちょっと寂しそうな顔をする

 

「さとし君、お兄ちゃん、お疲れ様!

 二人が企画してくれたから

 こんな素晴らしいフェスが出来たんだよ」

 

「ありがとう」

 

風ちゃんの言葉に続いて

会場からも「ありがとう」の声

ひときわ目立ってたのは社長と副社長

 

「ぼくひとりでは

 なにもできなかっちゃの

 みんなが おおえんちてくれちぇ

 このふぇすを つくりあげちぇくれまちた

 さんかちてくださったみなさん

 スカウトちたみなしゃん

 そして、このかいじょうに

 あちをはこんでくれちゃみなしゃん

 みんながいたから できたの

 ありがとうごじゃいまちた」

 

「じゃあ、さとし君

 Wonderful Smile fairyフェスは?」

 

「だいせいこう!」

 

そう言った瞬間

会場に向かって

金銀テープと、紙吹雪が舞い

観客から拍手と歓声が巻き起こる

 

「あの~ ・・・」

 

拍手が収まるのを待って

風ちゃんがおずおずと声を掛けます

 

「どうかした?」

 

「これでお終いだっけ?」

 

「ああ ・・・ どうなってるの?」

 

風ちゃんとかンちゃんが顔を見合わせ

首を傾げる

 

「お兄ちゃん、どうなってるの?」

 

無門も気が付いて

お兄ちゃんとさとちの顔を見る

 

「おてつだいおねがいちたみんな

 ステージにあがっちぇ!

 かいじょうのみんなも  

 いっしょにうたっちぇね」

 

「歌、手拍子、体を揺らす

 何でもいいです

 自由にこの歌に参加ください

 多分、出てくると思います」

 

(魔女なのでちょっとずるしますね)

 

ステージの最前列は

さとち率いるフェアリーズと健太君

二人の父の子ども達(5人)

続々と参加した人がステージに並ぶ

 

最後に大ちゃんが登場して

さとちの横に並び曲が始まりました

(魔女から頼まれました)

 

フィナーレ曲

『窓の中から』(BUMP OF  CHICKEN)

 

この場所にいる全ての人の声が重なって

作り上げていく曲

 

初めて会った隣の人と頷きあって

声を合わせ

同じように手拍子をしたり

体を揺らしながらリズムを刻んだり

一人一人が輝く光を放つ

 

 

♪ ああ、君と出会えてよかった

  きっとずっと出会いたかった

  ほんの一瞬だけだろうと

  今 今 重ねた声 ・・・

  これからの世界は全部

  ここからの続きだから

  一人でも多分大丈夫

  昨日 明日 飛び越える声 ・・・ ♪(『窓の中から』抜粋)

 

 

 

歌が光に溶けて

空に昇っていく

 

「未来へ ・・・」

 

「魔女、そのまま帰るの?」

 

「一緒に歌えて楽しかったわ」

 

実は魔女、大ちゃんの肩に乗っています

妖精サイズに変身しました

 

「ちびちゃんには挨拶をして欲しいかな」

 

「さとちは気が付いてるわよ

 ずっと、私の方を向いてたから」

 

ちびちゃんたち全員気が付いてて

手を振ってくれました

 

「ご褒美に肩に乗ってあげてください」

 

「そうね」

 

歌の光に紛れて

さとしの肩に乗ります

 

「まじょしゃんがきてるの

 さいしょからちってた

 どうちて ぼくのかたじゃないの?」

 

「さとし君には重いと思って(笑)

 素敵なフェスを開いてくれてありがとう

 これからも、よろしくね」

 

「うん、わかっちゃの」

 

「さあ、本当のフィナーレと

 花火大会の始まりよ」

 

 

本当のフィナーレは花火!

 

 

 

「や~まや~」

 

さとちの声で

会場中から声が聴こえます

 

さあ、花火大会の始まりです

 

 

 

 

 

 

 

<夏フェス 終了>

 

花火大会の模様を

番外編で少し書きたいと思っています

fairyフェスはこちらで終了となります

 

 

今回のフェスは

皆様と一緒に作ったと思っています

とても楽しかったです

ご協力、ご参加くださった皆様

読んでくださった皆様

心より感謝いたします

ありがとうございました

 

 

 

yayosato