Wish you were here 134 | 瑠璃色の地球(ほし)の青宝玉

瑠璃色の地球(ほし)の青宝玉

大野君に魅せられ、重症サトシックのおばさんです。
年甲斐もなく智愛叫んでます。
お名前をお借りして腐小説を書いています。
ご理解いただける方のみお入り下さい。

男性の方のご入室はご遠慮下さい。

ストローからお茶を飲む櫻井さんの顔が

心なし紅い気がした ・・・

子どもからでも飲ませて貰うのは

慣れていないと照れくさいのかも知れない

オイラはそこまで気にならないけど

それは師匠の家で生活してるからかな

 

「美味しいお茶をありがとう

 健太君、いざ!プールへ」

 

櫻井さんが茶目っ気たっぷりな顔で拳を上げた

 

「いざ!ぷーるへ!」

 

健太君も一緒に拳を上げて

オイラも一緒にって目線を送る

 

「いざ!プールへ!」

 

3人で拳を上げて大笑いする

 

師匠から預かった軍資金を櫻井さんに渡す

 

「一番年上の櫻井さんが適任だと思うから

 よろしくお願いします」

 

「おねがいします」

 

健太君もそれに倣うようにお願いする

 

「責任重大だけれど

 ここは年長者の俺に任せて

 持ち物は各自手に持って

 忘れものないようにね」

 

健太君はプールで使うもので手一杯

オイラが健太君の荷物も担当する

 

「二人とも着替えは済んでいるの?」

 

「済んではいますが

 荷物はロッカーに入れないと」

 

「じゃあ、ロッカー室には一緒に行きましょう」

 

車の外に出て健太君の手を繋ぐ

 

「今日は手を離さないでね

 人がいっぱいいるから

 迷子になると大変だよ」

 

「うん、わかってる!」

健太君が大きく返事をして敬礼のポーズをした

 

櫻井さんが大きな荷物を肩に掛け(少しズレてるけど)

手には亀ちゃんのお礼が入った紙袋を持ってる

 

あれをロッカー室で見るの?

もしかして ・・・ 穿いたりする?

家まで持ち帰ってくれた方が良い気がするんだけど ・・・

 

視線は紙袋と櫻井さんの顔を行ったり来たり ・・・

中味は健太君に見せれないから

荷物をロッカーに入れたら外で待ってた方が良いかな

 

 

「何か有りましたか?」

 

オイラの視線に気が付いたのか

訝しげな顔でそばに寄ってきた

 

「何でもないです

 着替えるんですよね?」

 

「俺のはサーフパンツじゃないから

 流石に穿いては来れなかった

 海パンに着替えます」

 

オイラなら普通の海パンでも穿いて来れるかも

お洒落な人は違うのかなあ ・・・

 

櫻井さんが3人分のワンデーパス(腕に巻くタイプのもの)を購入し

3人で右手に付けてもらった

 

「これで かんらんしゃものれる?」

 

「どっちも入れるパスだから 

 遊園地にも入れるよ」

 

「健太君はどっちに先に行きたいの?」

目線を合わせて訊ねてみる

 

「う~ん ・・・ やっぱりプール!」

 

いつの間にか浮き輪の中に入ってる(笑)

 

「先ずは荷物をロッカーに

 俺は着替えないと

 健太君、行くよ」

 

櫻井さんが先頭になって歩いていく

ここに来たこと有るのかな?

 

「健太君行くよ」

 

「うん!」

 

ニコニコ笑顔の健太君の小さな手が

オイラの手をギュッと握り締めた

浮き輪落ちないかなあ(笑)

 

「櫻井さん」

 

振り向いた櫻井さんが

オイラの言いたかったことを理解してくれて

健太君の隣で浮き輪の端を持ってくれた

 

 

その気遣いだけで笑みが零れてきた

今日は楽しい一日になりそうだ

 

 

 

~*~*~*~*~*~

 

大野さんが飲んだお茶だと思うと

今まで飲んだお茶の数倍も美味しい

無事、間接キスも済ませ

(まるで中学生の恋)

いつかはその唇を ・・・ 

その日に想いを馳せる

 

心がウキウキした状態で

レジャーランドの中に向かう

 

 

プールサイドに必要がない荷物を

ロッカーに入れた大野さんが

 

「僕たちここを出た所で待ってますね」

健太君と一緒に行ってしまった

 

普通、人の着替えは見ないだろうから

当たり前の行動なんだけど

ちょっと淋しく感じた

 

亀梨君からのお礼を先に見ないと

紙袋から箱を取り出し確認 ・・・・・・・・

 

セクシーインナー ・・・

ここまで刺激的になってんだ

横は紐だしTバック(笑)

色も ・・・ ど派手で ・・・ セクシーではある

 

だから ・・・ あそこまで紅くなってたんだ

何とも可愛らしい ・・・

若気の至りの頃は何でも有りの俺

別段、これくらいは驚きはしない

(女性用はもっとセクシーだぞ)

彼にとってはカルチャーショックだったのかも

という事は ・・・ 期待していないだろうから

穿かない方が良さそうだ

大野さんが望めば

これくらいは穿ける(笑)

だが、これは亀梨君のお礼だから

そこは許して頂いて

物を箱に仕舞って紙袋に入れた

 

それより、俺が迷彩の海パンで出ていく方が驚くと思う

 

 

その顔を想像しながら着替えを済ませて

外に向かった

 

 

 

 

<続きます>