Affection (君の夢 僕の愛)85 最終話 | 瑠璃色の地球(ほし)の青宝玉

瑠璃色の地球(ほし)の青宝玉

大野君に魅せられ、重症サトシックのおばさんです。
年甲斐もなく智愛叫んでます。
お名前をお借りして腐小説を書いています。
ご理解いただける方のみお入り下さい。

男性の方のご入室はご遠慮下さい。

翔君、元気にしてますか?
オイラはどうかな? ・・・ でも、ちゃんとご飯は食べてるよ
大きなおにぎり作って、翔君みたいには出来ないけど
きっと、これから先、上手く笑えないと思う ・・・ 
笑顔はあの家に置いてきたから
 
見上げた空が眩しくて泪が零れた
綺麗だけど・・・ 淋しい色 ・・・
二人でよく見上げた空は
どんな空も、もっと綺麗だった
それは隣に翔君がいたからなんだよね
 
袖口で泪をグイッて拭いて歩きだす
 
どんな事でも二人で乗り越えようって誓ったのに
約束やぶってごめんね
一番大切な物を守るためなら
何でもできるって思ってた ・・・
でもね、傍に居ることで迷惑をかけるのが分かってて
オイラの我を通すのは違うって思ったんだ
 
翔君と結婚して、オイラに家族が出来た
最高に幸せな空間で、過ごした夢のような日々
お母さんと料理を作って
お父さんとお酒を飲んで
翔君と愛し合って
ニノ達と夢を語って 
泣いたこともいっぱいあったけど、それ以上に笑ってた
きっと一生分の笑顔を使っちゃったのかな
 
翔君、オイラを見つけて愛してくれてありがとう
愛してる ・・・ 翔君だけを愛してる
それは、この先も変わらない
翔君から貰った愛だけで生きていける
どうか、オイラの事は忘れて ・・・
 
翔君が買ってくれた結婚指輪
ニノ達がくれた置時計
お母さんとお父さんから貰った物
オイラ、宝物に囲まれてるから大丈夫だよ ・・・
 
 
 
愛してる ・・・ ありがとう
 
 
 
 
<終>