二人の世界 短編 (山) | 瑠璃色の地球(ほし)の青宝玉

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大野君に魅せられ、重症サトシックのおばさんです。
年甲斐もなく智愛叫んでます。
お名前をお借りして腐小説を書いています。
ご理解いただける方のみお入り下さい。

男性の方のご入室はご遠慮下さい。

おはようございます♪

今日はLOVEコンDVDのフラゲ日(≧∇≦)
今からテンションUPです(^^)


唐突に山の短編です
(腐要素を含む内容です、ご理解頂ける方のみお読みください)






俺の愛しい人
なんだか、機嫌が悪い?
朝のkissもしてくれない


さっさとベッドから抜け出し
何やら、バタバタ…

昨日は

「絵を描くから先に休め」
の一言だけで…

俺の溢れる愛…伝えられず…
不完全燃焼


起きたら、kissの嵐で伝える筈が
取りつく島もないアナタ


?? … 俺またやらかした?

起きて行くと、リビングにいない
どこ?

浴室からシャワーの音
俺も突入って思ってると
音が止まって …

Tシャツ、短パンのアナタがリビングに

「おはよう、シャワー浴びてたの?」

って聞くと…

「おはよう …浴びてない」

って一言


何やらかした! こんな不機嫌なアナタ
最近お目にかかってない


俺の顔見ないで、キッチンに

冷蔵庫から野菜を出して
刻み始める…

トントントン

リズムに乗って、刻み続ける…

暫く、うしろから見てるけど…
中々終わらない

えっと、俺と会話したくないの?


「智君、なんか怒ってる…
俺なんかした?」

それでも無言

部屋には野菜を刻む音だけ

「もういいよ…」
そう言って部屋を出る

なんだよ、俺の事嫌いになったの
あの態度はないでしょ

ムシャクシヤするから
シャワー浴びて、俺のマンションに帰る


洗面所の洗濯機が回ってる ?
浴室に入ると
ピカピカに掃除してあって

もしかして…洗濯機を確かめる
何も入ってない…


そう言えば、昨日マネージャーに
何か買ってきて貰ってた


えっと、洗濯機クリーナー
これで、生乾きの嫌な臭いも解消!

はっ!
智君、ごめん…
あれ、俺のマンション… ここじゃない


慌ててリビングに戻り

キッチンのアナタに抱きつく

「翔君、危ない… 怪我したらどうする」


それでも、俺を見ないから

「臭いがあるのは俺のマンション…
誤解だよ…」
って、恥ずかしながらベソをかく俺


「翔君は、イケメンには弱いんだ…」

ハイ?何?

「イケメンに弱いって… 何の話」


すると、やっと俺のほう向いて

「昨日の翔君、鼻の下伸びてた…
… 背もオイラより高いし … 顔だって
やっぱりイケメンの方が良いよね…
テレビなのに、風呂が臭いとか 」

ちょっと、不貞腐れて言うアナタが可愛いくて


「もしかして、焼き餅焼いたの?」

って聞くと、俯いたまま

「嫌いになったら言って …
遠回しに、風呂が臭いとか…」
って小さい声で呟くから


思わず、アナタの唇にkissしてた

「嫌いになるわけないでしょ…
俺の好きなのはアナタ…
もう … 俺の方が嫌われたって」

それでもまだ、疑いの眼差しで

「だって、嬉しそうに話てたし…」


なんだろ… 嬉しい♪
そんなに気にしてたの?

「だって智君、ずっと隣に座ってたから
嬉しくって … でもテレビだから
なるべくアナタを見ないように努力してたの」

アナタの顔が、少し赤くなって

「本当? オイラ嫌われてない」
って言った後

俺を抱き締めて

「良かった」
って言って笑った

「俺、愛されてるね♪」って言うと

俺の唇にアナタの唇を重ねて
恥ずかしそうに…頷いた

「翔君、最近覚えた料理作って食べさせてやる
だから、顔洗ってきて」

さっきから刻んでた野菜…

「ねぇ、何作ってるの?」

って聞くと、嬉しそうに笑って

「餃子だよ、まだ刻むからね
時間かかるの… 刻んでると頭空っぽになる」

って言って、またリズミカルに刻み始めた


きっと、ワンクッション置きたかったんだね
感情的に話す人じゃないから

ごめんね、気がつかなくて

「智君 愛してる」


「うん…オイラも…」

時々、意外な一面を見せて
俺を虜にする
もっと沢山話そう…
時間はたっぷりあるから

ゆっくり歩いて行こうね




*~*~*~*

おはようございます(^^)
浮かんだまま書いてしまった

拙い話にお付き合い下さり
ありがとうございます(^^)